出版社内容情報
『ART GALLERY テーマで見る世界の名画 (全10巻)』
名画を「テーマ別」に、観て、読む、まったく新しい美術全集誕生!
『宗教画 聖なるものへの祈り』
物語の宝庫であり、画家たちに数多くのモティーフを提供してきた聖書。西洋絵画に大きな役割を果たした宗教画の傑作を紹介する。
<目次>
第1章 旧約聖書の物語
第2章 新約聖書─キリストの誕生と公生涯
第3章 新約聖書─キリストの受難と栄光
第4章 聖母マリアと聖人、民衆信仰
責任編集 小池寿子(國學院大學教授)
エッセイ 池澤夏樹(作家) 「信仰と官能と美術」
ある視点 荒俣 宏(博物学者)「聖遺物と『願いをかなえる』力」
『ART GALLERY』監修者
青柳正規(前文化庁長官、東京大学名誉教授)
木島俊介(ポーラ美術館館長 Bunkamura ザ・ミュージアム プロデューサー)
中野京子(ドイツ文学者 美術評論家)
内容説明
物語の宝庫であり、画家たちに数多くのモティーフを提供してきた聖書。西洋絵画に大きな役割を果たした宗教画の傑作を紹介する。
目次
第1章 旧約聖書の物語
第2章 新約聖書ーキリストの誕生と公生涯
第3章 新約聖書ーキリストの受難と栄光
第4章 聖母マリアと聖人、民衆信仰
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takakomama
4
「旧約聖書の物語」「新約聖書 キリストの誕生と公生涯」「新約聖書 キリストの受難と栄光」「聖母マリアと聖人、民衆信仰」 聖書の物語やキリストの生涯を人々に伝えるために、絵画は役割は大きいです。2018/05/29
k
1
まず、ブレイクのコンパスで天地を創造する神にビックリ。不可視の神を描かずに「創造の手」のみを表現するのが伝統だったそうだが、ブレイクの発想には驚かされた。ダリの「磔刑」もとても印象的。「カナの婚宴」や「ヘント祭壇画」など実物が見てみたい。池澤さんのエッセイも良かった。2020/12/10
P-man
1
旧約聖書、イエスの生涯、イエスの復活と栄光、聖母マリアと聖人の、4章ごとに絵画を解説する。地母神的信仰を肩代わりしたマリアはもちろん、聖人の扱いを見ていると一神教といってもその精神はやはりローマ時代の多神教文化から地続きではないのかと思う。巻末のコラムには聖遺物としてフランシスコ・ザビエルの右手の写真が……w2018/04/19
Masa
0
このシリーズは図版が大きく、全巻楽しみました。宗教画のこの巻が一番楽しかったかも。2024/07/19
SK
0
2017/12/202019/03/12