冒険の森へ 傑作小説大全〈12〉法の代行者

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冒険の森へ 傑作小説大全〈12〉法の代行者

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  • サイズ B6判/ページ数 662p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784081570423
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0393

出版社内容情報

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。第6回配本、第12巻『法の代行者』は、人気作家、逢坂剛・大沢在昌の代表作2長編を中心とした、警察小説の傑作、全9編を収録!

●編集委員/逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏

[編集室から]
この巻は警察小説が中心である。とはいえ、なにも法律を代行するのが警察官だけでいいはずもない。
裁判官、検事、岡っ引き、弁護士、死刑執行人、といろいろな職種の主人公を並べるつもりであったが、力およばず、やはり警察官が多くなってしまった。
警官ものに傑作が多いのだから、これは仕方がないのである。
21世紀の作家だと思っていた横山作品に20世紀のものがあったのは、僥倖というしかない。

【長編】
逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」
大沢在昌「毒猿 新宿鮫II」
【短編】
宮部みゆき「八月の雪」
横山秀夫「黒い線」
【掌編】
谷川俊太郎「探偵電子計算機」
結城昌治「おまわりなんか知るもんかい」
阿刀田高「時間外労働」
景山民夫「ご町内諜報戦」
嵐山光三郎「上様」

内容説明

あらゆる法は守るためにある。守らせる権力を獲得した瞬間、腐敗が始まる。

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生れ。都立豊多摩高校卒。詩人。若くして詩作を始め、52年に初の詩集「二十億光年の孤独」を刊行。並行して、作詞、脚本、エッセイ、評論など多岐にわたって活動する。83年「日々の地図」で読売文学賞を、85年「よしなしうた」で現代詩花椿賞を、93年「世間知ラズ」で萩原朔太郎賞を、2006年「シャガールと木の葉」「谷川俊太郎詩選集」全三巻で毎日芸術賞を、10年「トロムソコラージュ」で鮎川信夫賞をそれぞれ受賞

結城昌治[ユウキショウジ]
1927年東京生れ。96年没。早稲田専門学校卒業後、東京地方検察庁に就職。59年「エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン」の短編コンテストに「寒中水泳」が入選してデビュー。64年「夜の終る時」で日本推理作家協会賞を、70年「軍旗はためく下に」で直木賞を、85年「終着駅」で吉川英治賞をそれぞれ受賞

阿刀田高[アトウダタカシ]
1935年東京生れ。早稲田大学卒。国会図書館に勤務するかたわら、78年「冷蔵庫より愛をこめて」でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞短編部門を、同年短編集「ナポレオン狂」で直木賞を、95年「新トロイア物語」で吉川英治賞をそれぞれ受賞。2003年紫綬褒章、09年旭日中綬章を受章

景山民夫[カゲヤマタミオ]
1947年東京生れ。98年没。武蔵野美術大学中退。放送作家を経て作家、エッセイストに。86年「ONE FINE MESS 世間はスラップスティック」で講談社エッセイ賞を、87年「虎口からの脱出」で吉川英治文学新人賞を、88年「遠い海から来たCOO」で直木賞をそれぞれ受賞

嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942年浜松市生れ。国学院大学卒。平凡社に入社し「太陽」などの編集長を務める。81年独立して青人社を設立、編集者、作家、エッセイストとして活躍。88年「素人庖丁記」で講談社エッセイ賞を、2000年「芭蕉の誘惑」でJTB紀行文学大賞を、「悪党芭蕉」では06年泉鏡花賞、07年読売文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

118
この巻には、長編で逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」、大沢在昌「毒猿」、短編で宮部みゆき「八月の雪」、横山秀夫「黒い線」と既読のものが収められていました。法の代行者というように主体は警察ものが多いです。ショートショートでは谷川俊太郎の「探偵電子計算機」がこの作者でこのような作品を書いているのかと思いました。阿刀田さんのは既読でしたがやはり面白いです。2015/12/04

starbro

53
集英社の創業90周年企画 傑作小説大全「冒険の森へ」全20巻完読プロジェクト第七弾は第12巻「法の代行者」です。今巻は警察小説中心です。今巻も名作揃いですが、オススメは短編では嵐山光三郎の「上様」、長編では大沢在昌「毒猿」です。なお百舌シリーズは、今まで読む機会がなかったのですが、今月は百舌月間になりそうです。12月の1冊目でした。2015/12/03

ちょき

36
主に警察官、裁判官、死刑執行人、内閣調査員⁉︎といった法に関わる面々の話ばかりを集めたアンソロジー。なのだが9割方警察もの。宮部みゆき「八月の雪」が心に残った。警察ものは冒険小説の王道と言え、良作が多いように思う。2016/07/01

ぐうぐう

21
『冒険の森へ』第12巻は「法の代行者」と銘打って、警察小説などを収録している。とはいえ、警察、あるいは国家という組織に、どこか抗う者達の物語でもある。ユーモア溢れる掌編もおもしろいが、なんといっても長編二作がズシリと心に残る。大沢在昌の『毒猿』は再読となるが、傑作とは何度読んでもおもしろいものなのだなと実感。『新宿鮫』の二作目となる本作を、大沢が『エイリアン2』を意識して書いたという裏話に納得。そして、これが初読みとなる逢坂剛の『百舌の叫ぶ夜』。(つづく)2015/11/13

いりあ

8
集英社創業90周年を記念して編集された「冒険の森へ 傑作小説大全」の第12巻です。本巻のテーマは「警察小説」です。TVドラマ化もされた逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」、大沢在昌「毒猿 新宿鮫Ⅱ」 の長編2作品と宮部みゆきや横山秀夫などの短編7作品を収録。なかなかずっしりと来る内容でした。(物理的に本も分厚いですね。)2018/04/15

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