完訳 ファーブル昆虫記〈第9巻 上〉

個数:
  • ポイントキャンペーン

完訳 ファーブル昆虫記〈第9巻 上〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月03日 02時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 448p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784081310173
  • NDC分類 486
  • Cコード C0345

出版社内容情報

嫌われ者のクモ。その生態を綿密に観察。幾何学を理解しているような巣網張りの見事さやクモが自分の巣にかからない秘密とは? 代数、幾何学など数学に没頭した若き日の思い出とその情熱の理由。

内容説明

クモの巣には、驚くべき幾何学が潜んでいる。博物学の不朽の名著、画期的な個人完訳版。

目次

ナルボンヌコモリグモ―どうやって地面に巣穴を掘るのか
ナルボンヌコモリグモの家族―母親の背中に乗る子グモの群れ
ナルボンヌコモリグモの木登り―子グモに突然現われ、消える本能
クモの旅立ち―ナガコガネグモの分散
シロアズチグモ―カニに似たクモ
コガネグモの仲間―巣の網の張り方
コガネグモの網―クモの巣が壊れたらどうするのか
コガネグモの粘着性の糸―なぜ自分は罠にかからないのか
コガネグモの電信線―網にかかった獲物の存在を知る方法
コガネグモの幾何学―糸で紡がれる対数螺旋
コガネグモの番―雌雄の出会いと狩り
コガネグモの財産―網を交換する実験
数学の思い出―ニュートンの二項定理
小さな机の思い出―数学を学んだ伴侶

著者等紹介

ファーブル,ジャン=アンリ・カジミール[ファーブル,ジャンアンリカジミール] [Fabre,Jean‐Henri Casimir]
フランスの博物学者。1823年、南仏ルーエルグ山地のサン=レオンに生まれる。少年時代から生活苦と闘いながら勉学にいそしみ、師範学校に進学。教師になってからも独学で数学、物理学、博物学を学び学士号を取得。昆虫の行動観察に目ざめ、研究論文を次々に発表。五十五歳のとき、広大な庭をもつセリニャンの家に移住。自らアリマス(荒地)と名づけた自宅兼研究所で昆虫の観察に打ち込む。その前後30年間の記録が『昆虫記』(全十巻)である。1915年、アルマスで永眠。享年九十一

奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
フランス文学者。作家。1944年、大阪市に生まれる。東京大学仏文科卒業、同大学院修了。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、『斑猫の宿』(JTB紀行文学大賞)、『ファーブル昆虫記』(全八巻・産経児童出版文化賞)など。「NPO日本アンリ・ファーブル会」を設立。東京の千駄木の自宅に昆虫標本やファーブルの遺品を展示する「ファーブル昆虫館」を開館。埼玉大学名誉教授。日本アンリ・ファーブル会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえうえ

18
蜘蛛の生態を知りたくて読んだ。読めば読むほど興味深い生き物だ。2020/04/30

デントシロー

1
この本を読み終わるのに1カ月以上かかった。読書する気力もなく、内容も蜘蛛の生態であり興味は薄かった。本を開く気がしない気分が1カ月も続いたが13章、14章の若き日の数学に傾倒した日々を述懐している章は大変面白い。ファーブル自身が書いた自伝であり真実味が大きく人柄がよく出ており、勉学に対する興味はすごいと感心させられる。読書もしない自分に対する戒めにもなるがいろんな雑事に巻き込まれる環境、特に人間関係のいざこざは本当にうんざりする。ファーブルもいろいろと人間関係の煩雑さをこの昆虫記に書いている。2016/08/16

みこれっと

1
この巻はぜんぶクモについて。日本人は「蜘蛛の巣」って言い方をするけど、フランス人は「蜘蛛の網」って言い方をするのだそう。おもしろいですね。巻末近くにファーブルの数学に対するエッセイとそれを勉強した小机(東京の「ファーブル昆虫館」に複製があります)の思い出が語られていておもわずぐっと来ます。ちょったしたエッセイが面白いのもこの昆虫記の魅力です。2016/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8065275
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品