完訳 ファーブル昆虫記〈第5巻 上〉

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完訳 ファーブル昆虫記〈第5巻 上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784081310098
  • NDC分類 486
  • Cコード C0345

出版社内容情報

昆虫記の人気者、スカラベ・サクレ再登場
1巻上に登場したスカラベ・サクレを再度研究します。ふんころがしの巣造り、産卵から成長過程を細かに観察して驚きの結果を発表します。他の糞虫についても観察し、それぞれの育児方法の違いが明らかに。

内容説明

1巻上に登場したスカラベ・サクレを再度研究。ふんころがしの球造りが明らかに。

目次

1 スカラベの糞球―糞球はどのようにして造られるのか
2 スカラベの梨球―育児用の糞球
3 スカラベの梨球造り―梨球の首に造られる孵化室
4 スカラベの幼虫―糞を使って梨球を修理する
5 スカラベの羽化―雨を待って梨球を脱出する
6 オオクビタマオシコガネとヒラタタマオシコガネ―スカラベの近縁種の糞球
7 イスパニアダイコクコガネ―卵のためだけに造られる糞球
8 イスパニアダイコクコガネの子育て―羽化するまで糞球の世話を続ける母親
9 エンマコガネとヒメテナガダイコクコガネ―糞虫の角は何の役に立っているのか

著者等紹介

ファーブル,ジャン=アンリ・カジミール[ファーブル,ジャンアンリカジミール][Fabre,Jean‐Henri Casimir]
フランスの博物学者。1823年、南仏ルーエルグ山地のサン=レオンに生まれる。少年時代から生活苦と闘いながら勉学にいそしみ、師範学校に進学。教師になってからも独学で数学、物理学、博物学を学び学士号を取得。カルパントラの小学校に勤務したあと、コルシカ島で国立中等学校の物理の教師になり、さらにアヴィニョンでも国立中等学校の物理の教師を務める。そのころから昆虫の行動観察に目ざめ、研究論文を次々に発表。様々な賞を獲得し、ファーブルの名前はフランスを中心に広く知られるようになる。五十五歳のとき、広大な庭をもつセリニャンの家に移住。自らアルマス(荒地)と名づけた自宅兼研究所で昆虫の観察に打ち込む。その前後三十年間の記録が『昆虫記』(全十巻)である。1915年、アルマスで永眠。享年九十一

奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
フランス文学者。作家。1944年、大阪市に生まれる。東京大学仏文科卒業、同大学院修了。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、『斑猫の宿』(JTB紀行文学大賞)などがある。ファーブルについての著作も多くジュニア版『ファーブル昆虫記』(全八巻・産経児童出版文化賞)などが多くの人に愛読されている。「NPO日本アンリ・ファーブル会」を設立。東京の自宅に昆虫の標本やファーブルの資料を展示する「ファーブル昆虫館」を開館。埼玉大学教授。日本昆虫協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

18
336ページびっしりみっしりフンコロガシ特集。ホント面白い。西から東へ太陽が動くように、コロコロ玉を転がして、安全な場所に持ち帰ってからコロコロ食べるスカラベは製麺機みたいにお尻から同時に糞をする。3センチ大の玉を一日かけて食べて、3.3mの長さの糞をするそうです。栄養価は糞に残ったものだけではなく、草食動物の腸壁がはがれたものなどからのタンパク質にもありとか。しみじみ思った。フンコロガシも人間も、そりゃ便秘してたら身体に悪い。2014/07/29

デントシロー

1
昆虫の生きる能力が理性による知恵が存在するか様々な観察を通して実験をするファーブルはすごい。よくもこれほどの実験方法を考え実践する力の源は何かと感心させられる。ダーウインの進化論を真っ向から否定する為だけが原動力なのであろうか?人間の祖先は猿であるという進化論者に対して昆虫は生きる為に子孫を残す行動は全て持って生まれた本能であり経験から得られた物ではない事はよく理解出来る。人間は人間であり猿は猿なのである。大黒黄金が卵のある梨球とない梨球を区別する能力を五感ではないと断定しているのは早計であろう。2016/05/15

ぼくベスト

1
なぜ、読まない?こんなに面白い『資本論』をマルクスの10000倍面白くてわくわくする。同じ思いの人とは焼き肉でも食べながら ふん転がしについて朝まで語りたい(笑)そんくらい好きなシリーズ2011/02/26

みこれっと

0
この巻は人気あるでしょう。ファーブルと言えばスカラベ!ですよね。この完訳シリーズの素晴らしいところの一つに、巻頭の写真があります。文章やイラストでも詳しく説明されてるのですが、丁寧に撮影された卵〜さなぎの写真などはほんとうに見応えがあります。この本を作るにあたってのすばらしい仕事に感じ入ります。2015/09/17

piro5

0
ハチに飽きたので4巻は飛ばしちゃった。2019/05/11

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