内容説明
異形の風景ひろがる豊潤なヨーロッパの小説世界。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風に吹かれて
13
二段組み活字約1,200ページを読み終えると文学の海のひとつをなんとか泳ぎ切ったという満足感に浸れる。全20巻の作品をすべて読み終えるのに、あとどれくらいかかるだろう。でも、それだけ楽しみが待っているということだ。。。どれも興味深く読んだが、特にカフカのものが印象に残る。「断食芸人」に収められている「歌うたいのヨゼフィーネ、あるいはねずみ族」で芸術の一面をうまく描いていると思った。「流刑地にて」の残酷さは人間の組織の残酷さを寓意しているようだった。迷路作りの名人のモグラが登場する「巣穴」は ➡2017/11/13
ジャズクラ本
1
カフカの変身のみ読んだ。 存在の耐えられない軽さ、は後日単行本で読了。