感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
119
アメリカという国が生み出す悲劇。どこかリプリーを思わせるも、小説として格が数段違うように思う。作者の周りには、きっとアメリカが生み出す悲劇がたくさんあり、それにいつも心を痛めていたからこそ出来上がった作品だという気がして、根底に流れる大きな悲しみに心が痛む。訳も読みやすく素晴らしい。上下段に分かれた分厚い文学全集であるにもかかわらず、一晩で読んでしまった。後半は、何故あの時あんな事を…、と、主人公のしたことを読み手のこちらがずっと悔やみながらの読書となった。2016/07/17
Cinejazz
0
100年前のアメリカが抱える社会の歪みを背景に、実際に起きた事件(事故)を取り込んで語られる、セオドア・ドライサ-の社会派文学。パラマウント映画「陽のあたる場所」(1951年)の原作。 現代のアメリカこそが、大いなる悲劇の渦中にあり、抜きさしならぬ状況に陥らんことを憂わずにはいられない。 2017/02/13
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