内容説明
中上健次。現代文学の旗主としてさらなる成熟と飛翔を嘱望されながら卒然と逝く。死の1年前その思想のすべてを熱く語った最初にして最後の本格的対談集!
目次
第1章 蛇をめぐる想像力
第2章 シャーマニズムをめぐる想像力
第3章 森羅万象をめぐる想像力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
YO)))
21
対談相手の鎌田氏からEM菌の話しが出てきてウヒャーとなってしまった…。 ゴルフ場開発による自然破壊やDNAの話しなども(中上の発言も含めて)わりとトンデモ感があり、現代におけるデマを拡散する文化人問題みたいな事を考えてしまう…。2018/04/30
武井 康則
8
中上健次と鎌田東二の対談集。中上が体験を語り、解釈をし、鎌田が補注すると思っていたが、中上自身が強い思いの思想、信仰のようなものを持ち、最初は話がかみ合わず、60ページごろから話がかみ合い始めると今度は納得し合い、確認し合いという形で深まらない。アミニズム、シャーマニズムでスピリチュアリズム。論理を拒否するものだし、酒を飲んでの会話なので、まとまらない。宮沢賢治が好きなんて人には好まれるかも。民族主義的にも読め、右的にも読める。ドストエフスキーのスラブ主義的で、ああ、確かに中上ってドスト的かもって思った。2025/06/09
mak2014
0
中上健次関連の一冊として読む。日本を神話、歴史、民俗などの側面から論じ尽くす対談。言葉についての内容が少なく、その点に関しては期待はずれかな。2012/03/13




