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内容説明
人のために金を借りてやり、返済のほうは「わたしが全財産を投げ打ってやります」と貸主に約束するのが連帯保証人なのである。いったい世の中にこれほど愚しい行為があるだろうか。いままで保証人になって何事もなかった人は運が良かっただけである。あまりにも保証人に不利な現行保証制度は即刻改められるべきだと筆者両人は考えている。だが改革はすぐにできるものではない。そこでまず一人でも多くの人にその恐ろしさを知ってもらうべきだと考えた。またどうすればその窮地から脱することができるかについても可能な限り触れてみた。
目次
第1部 身の毛もよだつ現行保証制度の実態
第2部 銀行は現代のシャイロックか?ある地方都市で起きた奇径な保証事件
第3部 保証人、こう頼まれたらこう断れ―義理・人情より家族の幸福を
保証人にならないための金言集
保証人に関連する法律―知っておくべきポイント