角川文庫
春の雨―手習処神田ごよみ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 212p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041024898
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

内神田にある「上谷塾」を祖父から引き継いだ長女の理与は、旗本の父の急死後、上谷家を妹の皐とともに支えてきた。跡継ぎの弟・幸太郎は幼すぎて出仕が敵わず、家族は下命を待つ日日。そんなある日、理与は、許婚であった天野東馬がくれた書物の中に東馬の父の日記を見つける。そこには、父と天野家の驚くべき秘密が書かれていた―。その日を境に、三姉弟の周りでは次々と事件が起こり始める…。書き下ろし時代小説。

著者等紹介

岡篠名桜[オカシノナオ]
大阪府出身。「空ノ巣」で2005年度ノベル大賞・読者大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mikipon

9
話はまだ始まったばかり、というところで1巻目は終わりました。肝心の所は何も解決していないから、これからどうなるかでしょう。旗本と言っても、色々で、与力の方が格上なのかな?そのあたりが良くわからなかった。大身旗本がすごいというのはだいたいわかるんですけどね。手習い所の学級崩壊っぷりはちょっとやりすぎな感もあったり、東馬の人となりの薄っぺらさや片岡と義母の思わせぶりなこと、色々と気になることがあるので、次も読みます。2015/03/12

カバン

9
手習いの塾をしている理与とその家族。1巻から今後の謎の伏線だらけで、とても気になります。2015/01/08

punto

5
ほとんど期待していなかったけど、なかなか好みでした。さらっと読める感じなので、重厚さを求める人には物足りないかも知れませんが、その分爽やかさがありました。続きは気になるけど事情により読むのは先になりそう。でもゆっくり追いかけていきたいシリーズです。2016/02/04

どら母 学校図書館を考える

4
続きがありそうです。2015/05/17

めにい

4
登場人物それぞれが、それぞれの思惑を秘めているようで、長い物語を想像させる。2匹の虫はそれぞれ要注意。。。2015/01/12

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