CandleLight Books<br> 君が待つ海へ

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CandleLight Books
君が待つ海へ

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  • サイズ 46判/ページ数 324p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784074634095
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第13回ネット小説大賞受賞作品。

あの夏、あの海で、いったい何が起きたのか……。
南の離島・比彌島。
幼い頃に訪れたその場所での記憶は、なぜか曖昧なまま、ずっと心の奥に引っかかっていた。

大学生になった颯斗は、あるきっかけで再びその島を訪れることになる。
懐かしいはずの風景。けれど、どこかがおかしい。
島の人々の様子、奇妙な風習、そして海で明らかに感じたあの違和感。

思い出せないはずの記憶が、少しずつよみがえっていく。
あのとき、自分は何を見たのか。そして、この島で何が起きているのか。

ただの帰省のはずだった旅は、静かに、だが確実に非日常へと変わっていく。
やがてたどり着くのは、恐怖だけでは終わらない、ひとつの記憶の物語。

これはハッピーエンドなのか……?
読む人によって捉え方が違う。だけれども爽やかな読後感のある新感覚ライトホラー。

ホラーの入り口としても楽しめる、少し不思議で、すごくやさしい物語。
心に灯りがともる。主婦の友社の新文芸レーベル「キャンドルライトブックス」第1弾作品。


【目次】

内容説明

祖父の訃報をきっかけに、数年ぶりに訪れた南の離島。懐かしいはずの風景の中で、颯斗はわずかな違和感を覚えはじめる。断片的な記憶、噛み合わない住民との会話、そして夜ごと蘇る”あの夏”の夢。何かが欠けているのに、それが何かだけがわからない。その違和感は、やがて確かな輪郭を持ちはじめる―。第13回ネット小説大賞受賞。

著者等紹介

悠井すみれ[ユイスミレ]
兼業小説家。2024年『あやかし遊郭の居候』(富士見L文庫)で単著デビュー。以来、和風ファンタジー、中華後宮ものを中心に活動中。ネット小説大賞を受賞した本作は、初の現代もの・ホラー作品となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

るぴ@ありがたきハピネス

6
因習村×ホラー。因習村によくあるドロドロとした生々しさはなく、表紙の通りのきれいな雰囲気でした。でも実は、じわじわと怖い感じ。宿命からは逃れられない……?2026/08/26

お抹茶

4
暑い夏の夜に読んだ。気味の悪さでじわっと嫌な汗を掻く話。トカラ列島あたりにある孤島・比彌島が舞台。突飛な話なのだが,なくはないかもと思わされる舞台設定。颯斗が,定めのように「彼女」に惹かれていく静かな狂気が実は怖い。「ごく自然に海水を口にする」といった行為が,もう逃れられない強い衝動によるもの。「会えば何か分かる、かもしれない」と思てしまって,生ぬるく生臭い風の吹く海へと気づけば攫われている。彼を救うはずだった志帆のことももはや他人事となり,ラストは血の気が引く。2026/08/02

amegahare

2
九州沖の南海の孤島を舞台に描かれる「海」のホラー物語。何も知らぬ主人公と共に、読者は足を踏み入れることになる禁忌の謎は、恐ろしくも抗いがたい魅力に満ちている。暴かれた真実にあらゆる予想は打ち砕かれ、高度に技術が発達した現代でさえ、遠い過去から蠢く因果を断ち切る術はないのだと思い知らされる。なかなか怖い展開である。どの登場人物に心を寄せるかによって、読書後に残る余韻の色合いは一変する。辿り着く結末が救いなのか破滅なのか、その解釈すら委ねられる。幾重にも表情を変える余韻に浸れる「因習村」ものの渾身の一作。2026/08/13

みやび

0
☆32026/08/30

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