出版社内容情報
「頭の中を整理して、小さなことから大きなことまで決められる人になる」には、4つのステップがあります。①も・問題定義 ②じ・情報収集 ③せ・選択肢作成 ④か・価値判断 4ステップの頭文字をとって、合言葉は『もじせか』です。とっちらかった頭の中を、きちんと整理して、決められる人になるために、認知行動療法の「意思決定法」のテクニックを習得しましょう。洗濯機の買い替えから、住宅購入、人間関係、転職、子どもの進路選択まで、このテクニックを知っていると、迷わず、本当に自分のやりたいことが見えて、決められる人になれます。マンガの主人公、進さんと舞ちゃんの「決められる人になる」成長物語で、「意思決定法」を楽しく学んでみませんか。
【目次】
内容説明
意思決定のプロセスは、もじせかにおまかせ!『もじせか』の意思決定のプロセスをそのまま実行すれば悩みがスルスル解決!
目次
第1部 理論編 だから、あなたは決められない(なぜあなたは決められないのか?5つのタイプで考えてみよう;決断しにくい時代だからこそ『もじせか』で頭をスッキリと;人生の決断も日常の迷いも『もじせか』で決めていこう)
第2部 実践編 こうして私たちは決めました!(洗濯機を選べない進の場合 膨大な可能性の中からひとつに絞って決めるときの方法;部屋を片づけられない舞の場合 自分の中に「基準」をつくって取捨選択していく方法;家を買うか迷う進&舞の場合 不確定な未来を視野に入れて決断する方法;職場の人間関係で悩む進の場合 他者に振り回されないための決断をする方法;将来が見えない舞の場合 漠然とした夢を「見える化」して実行に移す方法;子どもの進路を考える進、舞、翔の場合 誰かがすべき決断を勝手に奪わないための方法;エピローグ・おまけ その後の進&舞)
特別編 「頭を整理して決める」書き込み式ワークシート
著者等紹介
中島美鈴[ナカシマミスズ]
1978年福岡県生まれ、臨床心理士。公認心理師。心理学博士(九州大学)。専門は時間管理とADHDの認知行動療法。肥前精神医療センター、東京大学大学院総合文化研究科、福岡大学人文学部などの勤務を経て、現在は中島心理相談所所長。ほかに、九州大学大学院人間環境学府にて学術協力研究員および独立行政法人国立病院機構肥前精神医療センター臨床研究部非常勤研究員を務める。時間管理の専門家としてNHK「あさイチ」への出演や、朝日新聞でのコラム連載やセミナー講師など、多方面で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。