ヒーロー文庫 龍馬ＴＨＥ ＳＥＣＯＮＤ〈２〉

馳月 基矢【著】

イマジカインフォス（2025/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 248p／高さ 16cm
• 商品コード 9784074619207
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

慶応三年、近江屋事件で暗殺された坂本龍馬だったが、姉弟神アマテラスとスサノオの采配により、試練の戦い〈ヨモツタメシ〉を勝ち抜いて、うつし世に生き返った。積年の憧れだった海外渡航のさなか、眠る龍馬の夢の中にアマテラスが現われる。「……助けてはくれまいか。影持つ者、〈明け夢の人〉を探せ……」。　アマテラスの力になるべく、夢の通い路を通って〈時わたる江戸〉へと飛び込んだ龍馬。そこは、あらゆる年代の江戸の情景が混在し、人間のみならず妖怪や幽霊が闊歩する、何とも風変わりな世界だった。坂本龍馬と遠山の金さんがタッグを組んで、魑魅魍魎の跋扈する夢のお江戸で大暴れ！　幕末から飛び出した龍馬が時をかける、ヒストリカル・バトル・ファンタジー第二弾！

内容説明

慶応三年、近江屋事件で暗殺された坂本龍馬だったが、姉弟神アマテラスとスサノオの采配により、試練の戦い〈ヨモツタメシ〉を勝ち抜いて、うつし世に生き返った。積年の憧れだった海外渡航のさなか、眠る龍馬の夢の中にアマテラスが現われる。「…助けてはくれまいか。影持つ者、〈明け夢の人〉を探せ…」。アマテラスの力になるべく、夢の通い路を追って〈時わたる江戸〉へと飛び込んだ龍馬。そこは、あらゆる年代の江戸の情景が混在し、人間のみならず妖怪や幽霊が闊歩する、何とも風変わりな世界だった。

著者等紹介

馳月基矢［ハセツキモトヤ］
長崎県五島列島出身。２０２０年『姉上は麗しの名医』（小学館）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[遠宮にけ❤️nilce]

一巻で死の世界から舞い戻ってきた龍馬。海外渡航中に夢の中で再びアマテラスの声を聞き、「時わたる江戸」へ入り込む。古事記でお馴染みの神々。伝説の幽霊や妖怪。遠山金四郎、大石主税などあらゆる時代の有名人とも出会い、力を合わせる胸熱展開。深川八幡宮など今も残る舞台を訪ねるのも楽しい。ファンタジーなのに読むだけで歴史にも詳しくなれてしまう一冊。今回のヒロインは龍馬が通っていた道場の娘、千葉佐那。強くかっこいい女性だ！

2025/06/19

[細川 カヲル]

　1巻とはまた違った日本史の混沌具合。色んな時代の人物が交わるのは前回と似た状況なんだけど、今回はどちらかといえばファンタジー具合の方が高めなのかこれまた意外なメンツが多かったような気がする。まあ要するに想像もつかないような展開が沢山あったということで。舞台の性質もあって関わりながらも少し距離を置くような関係性がまたサッパリしていてカッコいいい。これぞ夢のコラボ。 　また2巻目といえばやはり女性陣の活躍ではなかろうか。両者ともカッコいいのは勿論、ふとした時に挿入される恋愛描写の火力が高いのなんの。

2025/06/03