出版社内容情報
「今日が人生最後の日だったら、あなたは何を語りたいですか?」という問いに各界の著名人たちが魂の授業を行うNHKの大人気番組「最後の講義 政治学者 姜尚中」の放送に未放映部分を加えて再構成。本書では姜尚中さんのパーソナルヒストリーとアジアをどう見てきたかについて語る前半と、アジアの一員としてどう生きるのかを説いた後半の2部構成。前半では在日韓国人2世として、自分のアイデンティティに自信が持てなかった青年が西ドイツで自分と同じマイノリティが世界にたくさんいることを知り、新たな視点を得る。後半はアジアの難しい関係や世界で戦争が起こっている状況の中で、なぜ戦争が起こってしまうのか。国と国との微妙な関係に未来はないのかという難しい問題に、歴史の中から答えになるヒントを導き出していく。10代~30代前半のこれからを生きる世界の若者たちとの真摯なやりとりが胸を打つ。平和な時代のためにすべきことがわかる。
内容説明
アジアってどんなイメージ?なぜ戦争が起きる?日本はどうなる?これからの世界を生きるための人生指南書。「人と人との交わりが大切。国を通じて人を見るのではなく人を通じて国を考えていく」人生“最後の講義”にあなたは何を語りたいですか?大反響を呼んだ番組「最後の講義」(NHK)未放映分を含む完全書籍化!
目次
序章 アジアについてどれくらい知っていますか
第1章 パーソナルヒストリー~僕がアジアについてどう考えてきたか
第2章 質疑応答1
第3章 国を通じて人を見ず、人を通じて国を見る
第4章 質疑応答2
第5章 講義を終えて
著者等紹介
姜尚中[カンサンジュン]
1950年生まれ。政治学者。東京大学名誉教授、鎮西学院学院長、熊本県立劇場館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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