出版社内容情報
日本における色彩研究の第一人者である「色の巨人」福田邦夫氏の色名事典のバイブル最新刊。福田氏ご逝去(2013年)の後、氏が深く関わった日本色彩研究所の監修協力を得て全面改訂。前作『新版 色の名前507』に12色を加えて519色に。JIS(日本産業規格)の269色を含む全色の正確な色見本にマンセル値、RGB、CMYKのデータを網羅。また、国内外の多くの文献をもとに色名から広がる色の世界が語られている。内容の信頼性の高さに加え、風趣に富む文章で色彩文化の読み物としても楽しめる。本改訂では平安時代からはじまる雅な「かさねの色目」79色をプラス。色値もすべて再確認し適宜修正、文章も現代に合わせて最低限の修正を加えている。色が好きな人、色の仕事に関わる人、すべてに「先人の色彩命名における言葉づかいの妙と、色に対する感性の豊かさを楽しんでいただければ幸いである」という福田氏の思いが伝わる決定版。
内容説明
日本における色彩研究の第一人者・福田邦夫。1994年に発行された、その渾身の著書を、逝去後10年となる2023年に日本色彩研究所の全面協力を得て大改訂しました。新たに12の色名を加えCMYK、RGB、マンセル値などのデータ、色の由来を見直し、情報をアップデート。心ときめく色彩の世界を楽しんでいただける一冊です。
目次
ピンク系の色
赤系の色
オレンジ系の色
茶系の色
黄系の色
緑系の色
青系の色
紫系の色
白・灰・黒系の色
著者等紹介
福田邦夫[フクダクニオ]
色彩研究家。1931年京都生まれ。東京教育大学(現筑波大学)芸術学科卒業後、財団法人日本色彩研究所、日本色彩社、社団法人日本流行色協会などに勤務(法人名は当時のもの)。九州産業大学芸術学部助教授、女子美術大学大学院教授などを歴任。2013年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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