出版社内容情報
●中高年になると、食事中に食べ物や飲み物が間違って気管に入って、むせたり、せき込んだりすることがありませんか?●こうした誤嚥の際にせきをするのは、間違って入った飲食物を気管の外に出そうという「せき反射」で、病気ではありません。●しかし、これが頻繁に起こるようになると、のどの機能が衰えてきている証拠です。●放っておくと、2030年には死亡者が12万人に達するといわれる、こわい誤嚥性肺炎を招くことも少なくありません。●そこで、のどの機能を鍛える「のどトレ」など、肺炎にならない習慣を紹介します。Part1:「むせる」「せき込む」はのどの老化なの? Part2:のどが老化すると肺炎になりやすい Part3:のどを鍛えれば健康寿命が10年延びる Part4:肺炎にならないための生活術 Part5:肺炎にならない 道具なしでどこでもできるのどトレ
内容説明
むせることが増えたらのどトレ!!食事する前に空ゴックン。あわてて食べない、飲み込まない。家族・友人と会話。音読で声を出す。こんなに簡単なことで効果あり!
目次
1 「むせる」「せき込む」はのどの老化なの?(むせたり、せきをしたりするのは心配ないが、頻度や回数が増えてきたら要注意;寝ているとき、気づかないうちに誤嚥が続くと、誤嚥性肺炎を招くことも ほか)
2 のどが老化すると肺炎になりやすい(あなたののどは老けている?飲み込み力テストをやってみよう;飲み込む力は年齢とともに低下。5回以下になったら要注意! ほか)
3 のどを鍛えれば健康寿命が10年延びる(のどの役割1 呼吸―のどから入った空気が肺に送られ、血液を介してガス交換が行われる;のどの役割2 飲み込み―食事は歯や舌、くちびる、のどの奥などを総動員して行われている ほか)
4 肺炎にならないための生活術(肺炎でもっとも多いのは肺炎球菌性肺炎。予防法の第一はワクチン接種;肺炎に対する免疫をつける方法で重要なのがワクチン ほか)
5 肺炎にならない 道具なしでどこでもできる「のどトレ・呼吸トレ」(3つの機能を鍛えるのどトレ・呼吸トレで、のどが若返り肺炎を予防できる;肺を鍛えることはできないが、呼吸筋を鍛えることはできる ほか)
著者等紹介
大谷義夫[オオタニヨシオ]
1963年、東京都生まれ。医学博士。池袋大谷クリニック院長。日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本アレルギー学会専門医・指導医、日本内科学会総合内科専門医。1989年、群馬大学医学部卒業。九段坂病院内科医長、東京医科歯科大学呼吸器内科医局長、同大学呼吸器内科兼任睡眠制御学講座准教授、米国ミシガン大学留学などを経て、2009年に池袋大谷クリニックを開院。呼吸器内科のスペシャリストとしてテレビ等で情報発信を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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馨
退院した雨巫女。
きょう
kaz
きょ