内容説明
「死ぬとわかっていても、どう生きてどう行動するかが重要だ」今こそ私たちは『苦しみの中から立ちあがれ』と叫びたい。NHK総合・BSプレミアムで放送され大きな反響を呼んだ番組を書籍化。未放送シーンや関係者インタビュー完全版も収録。現在のアントニオ猪木が伝えようとしている「裸の言葉」に刮目せよ。
目次
第1章 なぜ『燃える闘魂 ラストスタンド』が制作できたのか?
第2章 第1回密着取材(2021年3月24日)
第3章 第2回密着取材(2021年7月27日)
第4章 第3回密着取材(2021年8月18日)
第5章 第4回密着取材(2021年8月23日)
第6章 第5回密着取材(2021年9月2日)
第7章 最後の密着取材(2021年9月11日、12日)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
尿酸値高杉晋作
4
もしも我々が猪木と同じ病に襲われたなら、「座して死を待つ」ことを選んでしまいそうだが、猪木は「アミロイド」とのラストマッチに臨み、そしてベストバウトを作ろうとしている。 ややもすれば、アリ戦よりも「凡戦」に映るこの戦いだが、後世を生き続ける人々へのメッセージ性は高い。 この奮戦を深く抉り込んだ本書は後世を生きる全人類への手引きとなる事だろう。2022/09/05
やいとや
1
テレヴィ番組の書籍版、という事で余り期待せずに読み出したが、これが中々に来るものがあった。アントニオ猪木がアントニオ猪木として難病に衰えさらばえる姿を見せる経緯は、映像がない分抽出された「語り」のエッセンスに触れられた気がする。数多いる弟子ではなく、関係の薄い鈴木健三が仕掛人と聞いて、正直「なんで?」とも思ったが、誠実な良い仕事をしている(あ、棚橋の名前を「こうじ」と間違えているのはギルティ)。余り表に出る事のなかった奥様とのエピソードも微笑ましい(先に逝かれた奥様に贈った歌が『木蓮の涙』って!)。2024/08/05
sheep book
0
アントニオ猪木はいつでもアントニオ猪木です。生き方そのものがアントニオ猪木です。だから、今の自分を表に出すことができます。2023/10/23
じゃんけん
0
★★★★☆ TVでも放映されたけど、病気になった状況をみんなに見せて 行くスタンスに感銘。ほか下記のようなことがスターなんだなと思った。 ・いつまでも少年の頃の青空っていうか、ひと切れの青空みたいなものが、ずーっとどっかに残ってるような人ですよね。だからこの人は永遠のスターなんだって感じます ・俺は人と会う時はみんなを幸せにするつもりで人と会っているんだ。だから、そんな難しい顔をして 生きていちゃいけないんだよ BS朝日での特番もみたけど、スタンハンセンとかとの試合に懐かしさと、感動(涙もの)😂😂😂2023/01/12
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