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内容説明
康太たちが、新興貴族の大衆主義者、ナバリオーネ・ラパイヨネの陰謀をくじき、移民島を救ってから、しばしの時間が流れていた。季節は巡り、夏だというのにヘカトンケイルでは、やけに肌寒い日々が続いていた。移民島の二人の少女・白茅とキュネーは、変わりゆく状況に翻弄されていた。一方、康太と榛美は、平穏な日々を味わうように過ごしていた。海藻を摘んで寒天をつくったり、潟に小舟を出して釣りをしたり…。そんなある日、二人のもとに、ピスフィがとある仕事の話を持って来る。ヘカトンケイルの国家元首にしてピスフィの父、ピスディオ・ピーダーの帰国祝いに、ふさわしい料理をつくってほしいという依頼だった。だが、ヘカトンケイルにはとんでもない凶兆が忍び寄っていたのだった…。
著者等紹介
中野在太[ナカノアルタ]
『康太の異世界ごはん』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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