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内容説明
第六皇女ヴィクトリアと黒騎士アレクシスが治める辺境領シュワルツ・レーヴェは夏真っ盛り。観光地としても人気が出てきたこの地には、多くの人々が訪れていた。一方、観光客だけでなく、働き口を求める移住者も増えていた。中でも隣のシュリック子爵領からの移住者が多くなっていることに気付くアレクシス。後継者争いによる内紛の絶えないシュリック子爵領の平定にアレクシスが出向くことになり、ヴィクトリアは争いの首謀者を辺境領の海で捕らえることに成功する。そして秋の収穫祭では、お忍びで訪れた姉のエリザベートやハルトマン伯爵と楽しいひとときを過ごしたのも束の間、ヴィクトリアは全身を激痛に襲われ、倒れてしまう。伝染病であることを心配してアレクシスと会わないことにするヴィクトリア。しかし彼女を襲う激痛の原因は他にあった―。
著者等紹介
翠川稜[ミドリカワリョウ]
東京都出身。2007年5月にオリジナル小説サイト「foolishness」を開設し、恋愛系、青春系の小説を創作。『第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
第六皇女ヴィクトリアと黒騎士アレクシスが治める辺境領シュワルツ・レーヴェは、秋の収穫祭の時期を迎え、お忍びで訪れていた姉のエリザベートやハルトマン伯爵と楽しいひとときを過ごす第四弾。着々と整備されてゆく辺境領の様子や収穫祭での微笑ましいエピソード、子爵領の改易騒動の中で 突然全身を激痛に襲われ倒れてしまうヴィクトリア。全体的に順調で微笑ましい展開が続く中、アレクシスも気遣っていたヴィクトリアの不調でしたけど、まさかそんな結末が待っていたとは(苦笑)いやそれは配慮が必要ですよね…アレクシスも頑張って下さいw2020/08/29
真白優樹
9
辺境領が収穫祭の時期となる中、突如ヴィクトリアを謎の不調が襲う今巻。―――突如の不調が招くは、彼女の予期せぬ姿への成長。 着実に発展していく辺境領。そして始まる収穫祭。微笑ましい日々が光る中、不意のアクシデントで離ればなれとなったアレクシスとヴィクトリアの二人の、今まで積み重ねてきた絆が光る巻である。不意の成長がアレクシスの隣に立っても遜色ない姿を齎す中、いよいよ外堀の埋まりつつあるアレクシスはいつ決断を下すのか。冬の季節も深まり新たな季節への期待深まる中、結婚式はいつになるのか。 次巻も楽しみである。2020/09/03
フジ
3
領地開発は順調ななか、隣の領地問題が深刻になるかと思いきや、そこはあっさり解決。しかし、ヴィクトリアが倒れてしまい‥という展開。これから様々な面で大変になりそうですが、ぜひアレクシスには頑張っていただきたいですね。2020/09/09
菊地
2
姫様が成長してしまって、一抹の寂しさを感じる。2020/10/11
tochi
1
★★★★★2020/09/22