内容説明
お金の大切さ、働くことの意味、を親から子に伝えてお金に一生困らない大人になる、おこづかいプログラムの本。
目次
第1章 子ども向け「おこづかいプログラム」でおこづかいをもらうってどんなこと?
第2章 子どものマネー教育とおこづかい
第3章 「おこづかいプログラム」の考え方
第4章 おこづかいのあげ方1 おこづかい額をどうやって決める?
第5章 おこづかいのあげ方2 子どもの“家の仕事”の決め方からおこづかいの管理法まで
第6章 中学生、高校生、大学生のおこづかい
おまけ おこづかいの総決算―おこづかいをもらって育った子はどんな大人になったか
著者等紹介
西村隆男[ニシムラタカオ]
横浜国立大学名誉教授。博士(経済学)。専門は消費者教育学、生活経済学。金融教育や多重債務問題にも詳しく、金融広報中央委員会(日銀内)の委員で同委員会の発行する学習教材の執筆者、金融経済教育推進会議委員、国民生活センター客員講師なども務める
藍ひろ子[ランヒロコ]
教育ジャーナリスト。長年、出版社で雑誌および書籍の編集者として、育児・教育分野の仕事に携わったのち独立。著書多数
春原弥生[スノハラヤヨイ]
イラストレーター。「かわいく、わかりやすく、庶民的」をモットーに雑誌や書籍、広告などで活躍中。学習参考書やビジネス書などさまざまなジャンルでマンガを手がけており、楽しくわかりやすい表現方法に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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えがお
6
話し合いして仕事を任せ、契約書を交わし、報酬としてお小遣いをあげて、やりくりを任せよう、それは子供のマネーリテラシーにつながるという本。お小遣いをもらっていない子は、18歳になって独り立ちした時に、マネートラブルに巻き込まれる率が非常に高いのだそう▶ピアノやスポーツと同じでお金にも練習しての習得が必要なのだと著者。自分自身の子供を考えても耳が痛い!高校生になったら渡す金額を増やして、材料も増やしてやりくりする範囲を増やすと良い、とその通り。運転免許も、できれば貸与で生活能力を身につけたいとい!2020/11/01
さくら
4
図書館本。とても為になったが、子どもがまだ小さすぎるので、もう少し大きくなったら改めて読んで勉強したい。2022/03/26
suiu
3
わかりやすいし、子どもにも説明しやすい、おこづかいの良い仕組みが詳しく紹介されています。 しかし、これをじぶんちでちゃんと機能を持たせて運用していくには、私の力が足りないな。 私自身が、お金の使い方に対して毅然としてないものな。 こんな風にはできないまでも、参考にしたい部分はたくさんあった。 大学生がマルチ商法に意外に引っかかりやすいこととか、大学生のお小遣いや、自動車教習所の費用は貸与にするとか、大学生もお金を稼いで管理して、使うことには、まだ初心者なんだな。2020/11/09
yu12418
1
単に子どもが欲しいものを買うためにおこづかいをあげるという認識でいたが、世の中のお金の仕組みを肌感覚で身に付けてもらうためには、この本に書かれているような幅広な感じでのあげ方もありかなと思った。2025/06/25
ねここ
0
★★おこづかい、やってみたいなと思った。おこづかいに限らず、子どもを大人と同じように扱って、ちゃんと話して交渉する場を設けるっていいなって思った。子どもは思ってる以上に大人だと思う。2023/07/26