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出版社内容情報
病に冒された少女が過去に戻って恋人に伝えたかったこととは? 優しくて少し不思議な感動の純愛ストーリー!
内容説明
村上ひまり、高校二年生。陸上部のエースでチョコが好きな元気な少女。しかしある日、部活中に倒れてしまい、病院で、とある病に侵されていると告げられる。余命は一年。幼馴染で恋人でもある、森恭介を悲しませたくないひまりは病のことを隠して別れを切り出すが、絶対に嫌だと拒否されてしまう。二人は平行線のまま、刻一刻と残された時間は過ぎていき―瑞々しい高校生の愛の奇跡を描く、感動の純愛小説!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
稲荷
13
あらすじとタイトル通りの恋愛もの。余命宣告という重めの設定だけど、それに2人がどう向き合っていくか考える姿がよかった。話もまとまっていて読みやすかった。2021/08/22
真白優樹
7
余命一年を告げられた陸上部のエースの少女が、中学生時代へと巻き戻り未来で恋人だった幼馴染と邂逅する物語。―――例え明日終わるとしても、それでもこの手は、この手だけは。 中学生の時、まだ何でもなかった彼と繰り返す時間。必死に遠ざけようとしても捨てられぬ想い。少女と少年、二人の想いが重なり巡る物語であり、不思議な時間を経てもう一度向き合った二人が大切な答えを見出す、恋が愛に変わる尊さと支える人達の優しさが心に沁みる物語である。約束を越えて掴んだ奇跡と交わす約束。二人が幸せでありますように。 うん、面白かった。2020/03/02