ヒーロー文庫<br> 辺境魔法学校〈3〉

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ヒーロー文庫
辺境魔法学校〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784074382224
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

十人目のウトナビシュテヌとなった神宮寺は、学校側が彼を監視する必要もあり、辺境魔法学校に採用されて働いていた。魔法先生の目的であった十人目が誕生した今、新たな学生は必要ないはずだったのだが、なぜか再び学生を募集し入学試験が行われた。神宮寺は今度は教師として、辺境魔法学校の授業に参加することになった。すると、かつての学友の月形と嘉納から、それぞれある生徒を気にかけてほしいと頼まれる。何やら裏事情があると察するが、学生募集の真意はわからないまま。神宮寺は過去の自分たちと重ねながら、学生に接していくのだが―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真白優樹

6
神宮寺が相変わらず魔法学校で働く中、何故か新規入学生の募集が始まる今巻。―――前と今、立つ場所が違うからこそ見える思惑。 神宮寺、教師となる。そんな新しい立ち位置に立って、導く側として思いを巡らす今巻。 先生方の思惑、同期の願い、そして魔法先生の思惑。様々な感情が渦巻き巡る中、神宮寺が自らの立場から反撃の第一歩を踏み出す巻であり、物語が少しずつ動き出す、歯車が回り出す音が聞こえてきそうな巻である。 踏み出した道を戻る事は許されぬ。独自の軍団を作り始める彼の次なる一手とは。 次巻も早く読みたいものである。2019/06/03

尚侍

3
面白かった。相変わらず独特の作風ですが、今回は主人公の立場が生徒から先生に変わったことで、辺境魔法学校という場所がこれまでとは違う見え方がするようになったのが面白かったですね。最近の作品にしては珍しくいい意味で物語の進行がゆっくりしているので、まだまだ先が楽しめそうなのはとてもいいのですが、その反面主人公の目的に至るまでの道がかなり遠く、今のペースで描き切れるのかという心配がなきにしもあらずなので、そのあたりのバランス調整が今後どう行われるのかも気になるところです。2019/06/03

fumisuke

0
主人公がコウモリ(あっちこっちにいい顔してる)。魔術師になって、非情と云うか、割り切った対応をする人だったはず。野望為に切り捨てると思ったが心配が多かった。 魔法先生を倒してエンドでは無く、野望達成できずで、話が終わりそう。 2019/07/09

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