内容説明
大腸がん手術後のケア・再発予防の大きな鍵が食事。帰宅したその日から自分のペースで食事ができるようになるまでの3カ月間の食生活を具体的にアドバイスします。食品の選び方や調理のコツ、食べる量の目安、さらに専門医による大腸がんの最新治療、抗がん剤治療についてもわかりやすく解説しています。
目次
手術後の胃腸を健康に保つための食品・食べ方の基本 食事編(手術後の食事を楽しむ基本10;1日に摂りたい食品量の目安;手術後の食材の選び方 ほか)
おいしい、おなかにやさしい、食が進む手術後のレシピ(退院直後で食事に不安のある人にまず摂ってほしいメニュー;回復期で自分の食べ方を身につけた人のこれからのメニュー)
病気を正しく理解するためのわかりやすい医学知識編(大腸がんとは?―これだけは知っておきたい大腸がんの正しい知識;大腸がんの治療法―大腸がんの基本的な治療は手術療法と化学療法;結腸がん・直腸がんの手術1―早期の大腸がんは、内視鏡治療で切除する ほか)
著者等紹介
齋藤典男[サイトウノリオ]
医療法人社団福生会斎藤労災病院副院長。元独立行政法人国立がん研究センター東病院消化管腫瘍科下部消化管外科長。医学博士。1976年、千葉大学医学部卒業、千葉大学医学部附属病院第一外科入局。1995年、英国St.Mark’s Academic Instituteに留学。1997年、千葉大学講師(第一外科)。1999年、国立がんセンター東病院外科医長(大腸骨盤外科)。2000年、国立がんセンター東病院手術部長。2010年、独立行政法人国立がん研究センター東病院消化管腫瘍科下部消化管外科長、2015年4月より現職。専門は、大腸・骨盤内悪性腫瘍の外科。American Society of Colon & Rectal Surgeons Membership、The International Society University Colon & Rectal Surgeons Membership、骨盤外科機能温存研究会世話人、大腸癌研究会世話人、消化器がん外科治療認定医、Member of a Editorial Board of JKSC(Journal of the Korean Society of Coloproctology)、日本外科学会、日本消化器外科学会、日本大腸肛門病学会、日本臨床外科学会、日本癌学会、日本癌治療学会、アジア大腸肛門病学会、千葉医学会、日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会、などの会員、指導医、評議員
吉野孝之[ヨシノタカユキ]
独立行政法人国立がん研究センター東病院消化管内科長。1995年防衛医科大学校卒業、防衛医科大学校病院で研修。1997年、国立がんセンター中央病院病理部。1999年、国立がんセンター東病院消化器内科。2002年、静岡県立静岡がんセンター消化器内科。2005年、米国メイヨークリニック、バンダービルト大学、ダナハーバーがん研究所に留学。2007年より国立がんセンター東病院消化器内科。2010年6月より国立がん研究センター東病院消化管内科医長、2014年11月より現職。腫瘍内科医
落合由美[オチアイユミ]
鎌倉女子大学家政学部管理栄養学科准教授。平成4年3月、大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業。平成4年4月、国立東京第二病院栄養士採用。平成8年4月、国立小児病院栄養士。平成11年4月、国立千葉病院栄養係主任。平成14年6月、国立横浜医療センター栄養係長。平成16年4月、国立がん研究センター中央病院栄養係長。平成19年4月、国立病院機構東埼玉病院主任栄養士。平成20年9月、独立行政法人国立がん研究センター東病院栄養管理室長、平成27年4月より現職。栄養士、管理栄養士
加藤知子[カトウトモコ]
仙台白百合女子大学卒業。病院勤務を経て、一般社団法人食サポートオフィスを設立。生活習慣病を予防するための生活・食事相談から、病により食事療法を必要とする方への食事相談など広範囲にわたって食生活をサポート。WEBサイト・雑誌・書籍への掲載やレシピ提案も精力的に行っている。管理栄養士、看護師、日本糖尿病療法指導士、病態栄養認定管理栄養士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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