出版社内容情報
70代になって大きな病気を体験。残りの人生への向き合い方も微妙に変化した、玲子さん流「老い支度」をイラストと共に綴る。
西村玲子[ニシムラレイコ]
著・文・その他
内容説明
70代になって始めたこと、あきらめたこと。
著者等紹介
西村玲子[ニシムラレイコ]
イラストレーター・エッセイスト。大阪生まれ。ファッション・インテリア・旅・映画など、日々の暮らしの中で発見する心ときめくものや自然体で気持ちのいい暮らしを提案。アクセサリー、写真、コラージュ、オブジェなどにも創作の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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涼
68
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/09/post-3b2651.html 亡くなっておられたとは、存じあげませんでした。2022/09/10
Kei
50
病になり、帰る段には、娘さんに部屋を片付けてもらわねばならなかった。そういう病室ライフの服装や、通院時の楽な服装、本当の部屋の状況があまり描かれておらず、残念です。きっと共感をよんだであろうに。それとも、今まで通り、手の届くちょっと素敵の方が需要あるのでしょうか?この世代の方々の方が、元気で、ある意味欲深い印象。だからこそ、消費も引っ張ったのでしょうが。次回は、70代女性のリアルを少し覗かせてくださいね。 2018/10/05
布遊
27
4ポストイット。*いくつになっても内には少女がいて、きっといつでも取り出せる。*入院中に近藤麻理恵さんの本に刺激され、あれもこれも捨てようと思ったらしい。*「あえて」を行動の枕ことばにすると楽しい。*肺がん宣言された玲子さん。「嘘でしょう」と疑問が立ちはだかって、理解不能になる。突然やってきて、いろんなものをさらっていくが、また逆にいろんなものに気づかせてくれる。病気から復活されて、素敵なイラストやエッセイを寄せてくれるのが嬉しい。2018/09/20
どあら
18
図書館で借りて読了。私はまだ50代ですが、西村さんのように避けられない老いと向き合っていきたいと思いました❢2020/07/25
ichigomonogatari
10
図書館で偶然見つけた。玲子さんの本は昔たくさん読んだな、と思い出した。肺がんになり、しばらく入院していた著者。若い頃は新しいものや素敵なものをあれもこれもと求めて飛び回っていたけれど、退院後、遠出はまだできず日々の暮らしをのんびりでも素敵に楽しみたいなー、という感じ。たくさんあった好きなものを娘さん主導で処分してすっきり暮らそうとしているがまた何か欲しくなったりして、ほんとに玲子さんらしい。息子も娘も言葉は辛辣だがいろいろ気にかけてくれている様子。娘さんのツンとした感じが浮かぶけど?2022/05/25