内容説明
肝障害と肝臓の健康のために知っておくべき基礎知識。肝臓の回復力を高め、肝機能を改善する食事のコツ。肝機能をアップするのに役立つ食品(栄養素)の効果と食べ方。肝臓の負担を軽くして肝臓をいたわるお酒の飲み方。肝臓の健康を保つために今日から始める日常生活の注意と工夫。
目次
1 肝障害と肝臓の健康について知っておきましょう(自分の肝臓の健康状態を、全身にあらわれる小さなサインでチェックしてみましょう;肝臓は健康な体をつくるためにさまざまな働きをしている総合化学工場です ほか)
2 肝臓の働きをよくし、肝障害の改善に役立つ食事法(栄養のバランスがとれた食事が肝臓を強くする決め手です;肝臓を強くするための食事に欠かせない6つのポイント ほか)
3 身近な食品で肝臓を強化する知恵と、その効果をいっそう生かす食べ方(肝臓強化に必要な良質のタンパク質をとるのにおすすめの食品は魚です;魚を食べると、含まれているEPAやDHAの働きで脂肪肝の予防にも役立ちます ほか)
4 こんなお酒の飲み方が、肝臓の負担を軽くして肝機能の低下を防ぎます(日本人が肝臓を傷めずに飲めるお酒の適量は、ビール大びん1本が目安です;肝臓が弱っているときや肝臓病の場合、お酒は飲めないわけではないものの、禁酒したほうが得策です ほか)
5 手軽にできる毎日の生活の中の肝臓をいたわる工夫とコツ(C型肝炎も、生活習慣を改めることが治療に欠かせない生活習慣病の一種です;肝臓をいたわるためには、カゼと便秘には特に気をつけなければなりません ほか)
著者等紹介
野村喜重郎[ノムラキジュウロウ]
神奈川県横浜市生まれ。1965年、信州大学医学部卒業後、東京大学医学部第2内科へ入局。茅ヶ崎市立病院消化器科部長、東海大学医学部講師をへて、2000年、神奈川県茅ヶ崎市に野村消化器内科を開業。専門分野は肝臓疾患、胃腸疾患、生活習慣病予防(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。