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内容説明
その人物が持つ才能をスキルとして表示される世界。十五歳の時に自身のスキルを調べた結果、“鑑定”のスキルしか持たないことがわかったハクトール。しかし、彼が持っていた能力はただの鑑定ではなく、他の人より詳しく調べられる“詳細鑑定”であった。そのことに気づいたとき、一度は諦めた冒険者になる決意をする。そして、初めてダンジョンへ入ろうとしたときに、パーティーを組むことを拒否されていた少女シャルロッテと出会う。しかし詳細鑑定能力を持つハクトールはシャルロッテが持つ魔法の才能を見抜き、共にダンジョンへと潜ることになった。「小説家になろう」大人気ファンタジー。
著者等紹介
空野進[ソラノススム]
『鑑定能力で調合師になります』(ヒーロー文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
31
高度な鑑定スキルを持った少年ハクトールが、鑑定所を辞めて冒険者デビューし、落ちこぼれ冒険者の少女、魔法適正がない魔法使い貴族の令嬢、奴隷の獣人少女らと共にダンジョン攻略で生計を立てていく物語。異世界転生・召喚系ではなく、その人の持つスキルを詳細に把握する事が出来るハクトールが仲間達のスキルやダンジョン内の魔法触媒・罠を利用してモンスターを倒して名を上げていくチートもの。仲間達はそれぞれ得手不得手があり、彼女達の能力を十分に発揮できるよう采配するハクトールの成長が楽しみ。鑑定チート系はやはり利便性高すぎ。2022/03/20
ささやか@ケチャップマン
7
端的に言って駄作。いかにもポッと人気の出たWeb小説を書籍化しましたという感じで、物語の厚みも人物造形の深みも設定の作り込みも何もかも足りない。これより質の高いWeb系統のファンタジーは幾らでもあるだろうから、他をお勧めする。続きは間違いなく読まない。2018/12/28
高城剣
5
ハーレムなのにハーレム感がない話。でも面白い。2018/08/08
niz001
5
ストーリー・設定が荒くて、主人公が甘い。最初の武器屋のおっさんはお払い箱?2017/10/06
真白優樹
5
―――誰のどんな力も、決して無駄なんかじゃない。全てを見通し暴く鑑定能力。そんな能力を力に変え少年が、尖った個性を持つ仲間達を集め迷宮へと挑んでいくこの物語。文字通りの冒険者初心者である彼等がパーティを組み、一歩ずつ迷宮を進んでいく、冒険の面白さと大きな世界の始まりを想起させ、黙々こつこつと進む、某テグスの迷宮のような物語が好きな読者様であれば楽しめる筈である。本格的に徒党を組みボスを知恵と地形を生かして倒し、一歩を踏み出した曲者揃いの彼等はこの先、迷宮を踏破できるのか。 次巻も早く読みたいと切に願う。2017/10/04