出版社内容情報
幼少期にDVにあった子が親になったら・・・絶対に虐待しないと誓った母が育児に悩みながらも自分で答えを導き出す育児マンガ。
あらいぴろよ[アライピロヨ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
58
KU。虐待父〜、隠れビッチ〜、のあらいぴろよさんによる虐待サバイバー子育て記。子育てってみんな当たり前にしてるけど、実際これが普通でこれくらい皆しんどい思いしてるよね…と共感します。ちょっと全体的にテンション高すぎなのと言葉遣い悪すぎなのは気になったけど。笑 虐待サバイバーのコミックエッセイストさんって自分を客観視し分析しそれを視覚化できる力が凄くて毎度尊敬してしまう。Mやす君への分析力を夫さんにも活かして、もっと話し合いを持たれた方が良いような気はするけど…子どもが増えた時この関係性ではやばそうな気が。2021/08/29
香菜子(かなこ・Kanako)
19
ワタシはぜったい虐待しませんからね! ― 子どもを産んだ今だから宣誓!。あらいぴろよ先生の著書。虐待された側の経験がある人は虐待する側にまわってしまうことも多いと言われる。虐待された側の経験がある人は虐待されることのつらさを誰よりも知っているはずなのに。それが虐待の恐ろしさ。虐待された経験が虐待された人の心を壊してしまうことがあるということ。虐待の連鎖と不幸の連鎖を止めるには社会全体のサポートが大切。2022/12/16
悠遠
10
うーん、結局、虐待いうけどそれをしてる人を下に見て自己満に浸ってるように見えなくもない…。みんながみんな自営業ではないし、久しぶりの休みでゴロゴロしたいけど「あそこ行きたい」って言われて疲れた体を引きづって連れていったら「あれしたい、これしたい…なんでぎゃぁぁ」って泣かれて地面でごろごろ何回もされた挙句の「泣くならやりたいって言うなよ!」って思ってはいけないということか?キャパが人それぞれ違うんだからこの作家さんは耐えられてもっていうのがあるよなぁ。あなたはできて偉い!すごーい!こう言われれば満足?2021/10/23
しのぶ
8
子育てエッセイと思って拝読。虐待の可能性を大前提に考えてしまうのは作者の生い立ち故でしょうか(未読ですが) ライトにコミックエッセイとして描かれているけれど一生懸命子供を愛そうとする作者を応援したい。忙しいのかも知れないけれどもう少し旦那さん協力してほしかったかな。2017刊行と言う事は別の難しい子育て時期でしょうがこのエッセイ自体はラストは答えが見つかった感じで良かったです。2024/07/24
多津子
8
自分が虐待を受けて育ったからなのか、人に頼るのが下手で抱え込んでしまっている印象。旦那さん、仕事が忙しくあまり育児に関われないのは仕方ないのかもしれないが、ちょっと無責任で他人事すぎる。一見優しく相談に乗っている風だが「さすがはお母さん」とか「お母さんは著者だけなのだから」としか言わない。いや、お父さんもあなただけなんだけど、と思ってしまった。2022/03/06