出版社内容情報
「アスペルガー」→「自閉症スペクトラム」の移行に対応した最新版。生きづらいアスペルガーの子との向き合い方がわかります。
宮本信也[ミヤモトシンヤ]
監修
内容説明
言葉や知的な遅れがないため、発達障害が見落とされがちだったアスペルガー症候群や高機能自閉症の子どもたちを、自閉症スペクトラム(ASD)という大きなくくりでとらえるようになりました。対人行動やコミュニケーションが苦手で、マイペースな行動が目立ち、こだわりが強い…そんな子どもたちの心を受け止めるためには、自閉症スペクトラムの特性を正しく理解する必要があります。その子を「生きやすく」するための対応策。
目次
第1章 自閉症スペクトラムって何?(自閉症スペクトラムは、個性です;脳との関連でわかっていることは? ほか)
第2章 自閉症スペクトラムの子って、どんな特性があるの?(基本的な特性―対人関係を維持しにくい;基本的な特性―自分の言いたいことだけ一方的に言ってしまう ほか)
第3章 家族がしてあげられること、すべきこと(子どもが自閉症スペクトラムと診断されたら;自閉症スペクトラムの特性を治そうとするとストレスに ほか)
第4章 幼稚園、学校ができること(幼稚園や学校、友だちにも特性を伝えていいの?;クラス内のトラブルは早期解決して2次障害を防ぐ ほか)
著者等紹介
宮本信也[ミヤモトシンヤ]
筑波大学大学院人間系長。昭和53年、金沢大学医学部卒業。その後、自治医科大学小児科研修医、同助手、講師を経て、平成3年に筑波大学心身障害学系助教授に。平成10年、同教授。平成16年に同大学大学院人間総合科学研究科教授、平成27年に現職に。専門は、発達行動小児科学。筑波大学附属病院小児科で心理外来の診療も行っている。現在、子ども虐待への対応、自閉症スペクトラムへの対応、小児心身症への対応に力を注ぐ。日本小児心身医学会常任理事、日本LD学会常任理事など多数の学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らむり
マーシー
ちびのミイ
のぞむ
Jas