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内容説明
霊玉が結びつける不思議な因縁を知った犬塚信乃、犬飼現八、犬田小文吾、犬川荘助の4人は、四犬士を名乗り結束を固めた。一方、霊玉の秘密を知らぬ犬山道節は、ひとり村雨丸を手に、太田道潅の首をねらって武蔵野に潜伏していた。また、7人目の犬士・犬坂毛野は下総に現れる。が、その出自には、なぜか風魔の影がちらついていた…。そして、行方不明になっていた浜路は、尼に扮した玉梓とともに道潅の前に現れ、「八匹の犬を倒せ」とささやく。敵と味方が入り乱れ、関八州にまたも血生臭い風が吹く。疾風怒濤の第3巻。