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出版社内容情報
「小説家になろう」で大人気の異世界ファンタジーがついに書籍化。面白さ300%の保証付き。
内容説明
現代から異世界へと転生した一人の少年・ノア。天涯孤独の身となった彼は、アルビオン王国貴族のもとで、着々とこの世界の知識を身に付けていく。周囲の期待をよそに、彼が選んだ道は、ギルド職員になる事だった。相手の能力を見抜くスキルと、前世でつちかった営業スマイルを武器に、討伐クエストを斡旋する窓口係になる。獣人にも貴族にも分け隔てなく接するノアは、誰からも慕われ、彼の斡旋する仕事は無事に帰還できるという評判もあって冒険者や傭兵達から絶大な信頼を得ていた。モンスターの情報を誰よりも早く知り、的確な斡旋で冒険者達を導く、その能力は彼のある秘密がもたらしたものだった―。
著者等紹介
岬キタル[ミサキキタル]
『こちら討伐クエスト斡旋窓口(1)』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
19
冒険者に仕事を斡旋する、ギルドの窓口係が主人公。自らは戦うことに向いてない、と判断しての就職だが、これはこれで、口や目を武器として使った、立派な戦いであるな。どんな身分・種族に対しても丁寧に応対する主人公には好感が持てて、多彩な脇役がみんな主人公ラブなのも、楽しい。…ちょっと地味ともいえるが。2014/11/04
ダージリン
14
異世界転生ものだけど、主人公がギルド職員!ということで手に取りました。堅実で、日本人的サービス職気質と自らのスキルで活躍するのが新鮮(笑)。地味だけど、本人の知らないところで慕われています。続きがとても楽しみ♪2014/11/09
彩雲
10
なろう作品。WEB版既読。転生者の主人公を冒険者にせずギルド職員にする事で差別化した作品。主人公は戦闘能力はほとんどありませんが、精霊と会話出来たり人の能力を鑑定できる事から助言能力が極めて高く、さらに獣人亜人に対する差別意識がない事から、静かな大河の如き人望人脈を持っている事が特徴です。その代わりに敵やその能力を狙う勢力もいるわけですが。WEB版からの変更点として、主人公の大きな味方である精霊と獣人から物語のパートナーとして精霊のシュリと獣人のマルモを設定してきています。良い改良だと思いました。2014/11/11
葛野桂馬@時津風@ハスター
10
なろう作品。主人公がチート持ちで異世界に転生と安定の設定。その力で無双しようとしないのは珍しい気がするが、後半クエスト斡旋窓口はどこに行ったのかと言いたくなる展開。ブレた話はちゃんと戻るのか?2014/11/03
こうづき
10
面白かった。最初はファッション転生(転生物じゃないと「なろう」で読んでもらえないので一応転生してみた)かと思ったけどそうでもなかった。なろう系なので、描写が多少分かりづらいのは許容できます。分かればいいのだ。ただ視点交代時の太字は長く続くと疲れるかも。タイトル通りの展開がもっと欲しかったかな。あとマルモはもっと可愛い時のをカラー絵にしてやれ。皇女様口絵もネタバレよくない! あとソルの剣がよく分からないので挿絵ください! ていうか見習いトリオの挿絵ください! 男はいらんとか言わないで、マジお願いします……!2014/10/30