末期がん患者の家族のための「看取り」の教科書―限られた大切な時間をいかに楽しく充実したものにできるか

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784072966211
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C2047

出版社内容情報

末期がんの家族を自宅で看取るための初めての実践マニュアル。満足できる楽しく充実した最期を送るための具体的な対処を徹底紹介。

吉澤明孝[ヨシザワアキタカ]
監修

目次

第1章 本人も家族の私たちも、後悔することなく満ち足りた時間を送ることができました
第2章 在宅での看取りに不安いっぱいのあなたに
第3章 在宅療養・在宅介護の不安を取り除くために利用できる制度、サービス、支援機関はこれだけ揃っている
第4章 退院後2週間をいかに乗り切るかが在宅介護・在宅看取りのカギ
第5章 残された時間を楽しく過ごすために家族ができること
第6章 末期がん患者が家族と残された時間を楽しく過ごすための在宅医療とは。家族はそのとき、何をすればよいか
第7章 旅立ちを迎え、家族ができること、してはいけないこと

著者等紹介

吉澤明孝[ヨシザワアキタカ]
要町病院副院長・要町ホームケアクリニック院長。1959年生まれ。1985年日本大学医学部卒、1989年同大学院修了。日本大学医学部麻酔科、癌研究会附属病院などの勤務を経て、現在、要町病院で副院長として内科・ペインクリニック・緩和医療・在宅医療を担当。また平成18年から要町ホームケアクリニックを開設し院長として在宅医療を継続している。所属学会:日本緩和医療学会代議員、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会評議員、日本在宅医療学会評議員、日本レーザー治療学会評議員、日本ペインクリニック学会認定医、日本麻酔学会指導医、東洋医学会認定医、緩和医療学会暫定指導医、在宅医学会認定指導医ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

5
患者と家族の幸せのためにも、在宅医療から在宅での看取りを勧めて、実例を紹介するとともに、家族の心構えや、使える制度、必要な物品、想定される費用などを教えてくれる。2015年発行だから耳新しい話題はないものの、総花的な内容で在宅看取りについての入門書としてわかりやすい。だから各項目の解説は薄いけれど、教科書と謳うように詳しくは副読本や講義が必要ってことかな。CARTで知られる要町病院が在宅医療にも熱心だとは知らなかった。 (★★★☆☆)2022/12/29

猿田彦

0
在宅医療の進め書の様に感じたのは私だけでしょうか?その部分については、各家庭の条件が合わないとむつかしいと思いましたが、終末期に人はどのように亡くなるのか知ることができたのはよかった。知らなければ栄養が取れなければ、点滴を医師にお願いしてしまうだろうし、そのことによって患者に負担をかけることになったら送る側の満足でしかないわけだから。そういう意味ではよい本でした。2015/05/29

komaJ

0
身近な家族が末期がんなので、手に取りました。 末期がん患者の、在宅での看取りのやり方がメインで書かれています。 在宅看取りの予定は在りませんが、介護保険や、末期から臨終までに起こることや、末期の痛みについてが、よくわかりました。2024/09/17

mizuki

0
在宅医療を勧める本。24時間以内に死亡診断書を医師が書く必要はないことは初めて知った。制度について詳しくは書いていないので、自宅で看取ると決めたら、他にも読まないといけない。 2020/03/23

ニケ

0
この本を参考にして父を看取りました。何度も何度も繰り返し読んで、目の前の困難に対処しました。考え方の指針にはなったので助かりました。2018/05/17

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