出版社内容情報
世界屈指の優良企業・任天堂。その長い歴史の中で登場した魅惑のおもちゃの数々を貴重な写真付きで紹介する完全保存版の一冊!
内容説明
ファミコン誕生前夜までの任天堂の軌跡!世界屈指の任天堂コレクターが垂涎のコレクションを本邦初公開!アーケードゲームやゲーム&ウオッチも完全網羅!おもちゃ好きはもちろん、ゲーマーも読んで損なし!任天堂のDNAをその目に焼き付けろ!
目次
第1章 かるたとトランプ
第2章 玩具とゲーム
第3章 ボードゲーム
第4章 エレクトロニクス玩具
第5章 実用品
第6章 テレビゲーム
第7章 アーケードゲーム
最終章 ゲーム&ウオッチ
著者等紹介
山崎功[ヤマザキイサオ]
1976年生まれ。屈指のハードコレクターとして知られており、とくに任天堂製品に関してはそのほとんどを収集。雑誌、書籍、イベントなどを通して、遊び文化を広く世に広めるための研究と活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
52
昭和40年代生まれの男性なら、泣いて喜ぶラインナップではないだろうか。ボードゲーム、光線銃、ゲームウォッチ…。著者がコレクションした膨大な現物と資料から、写真500点で紹介している。明治創業の任天堂は当初、花札とトランプが主力商品だった。その歴史を写真でまとめた本は、皆無と言っていいだろう。ファミコン誕生までの年月を、完全網羅した解体新書。社史、CMのコマ割り、宣伝用チラシと余す所なく公開。特にCMはYouTubeでも、なかなかお目に掛かれない作品多し。トキメキ再燃、ピコピコとゲーム心音が止まらなくなる。2015/02/03
春ドーナツ
19
本書の写真をじっくり見る。白昼夢のようにおぼろげで、いろいろな記憶が混線しているかも知れないけれど、私のファースト・コンタクトは友人の部屋で見かけた「カラーテレビゲーム15」だと思う。遊んだイメージが全く残っていない。君に誘われなかったし、私も興味を示さなかった。発売年を辿ると、当時それは机上の骨董品と化していたのではないだろうか。漫画本や雑誌などに埋もれていた。それでもピンクグレープフルーツ色の大きな本体はとても鮮やかだった。揺らぐ。もしかしたら柿色の筐体の「ブロック崩し」ではなかったか。霧は深く濃い。2019/05/12
nob
14
ファミコン以前の任天堂の歴史を写真付きで紹介した本。とにかく資料価値が高い。チラシ類や商品データなどをよくここまで収集したなと感服した。花札やトランプから始まり、多種多様な玩具、そして実用品やタクシー事業などを展開していった任天堂の歴史の長さを感じる。コピラスなどは少し前にヤフオクで高額取引されたときに知っていたが、個人的にこの本で特に意外だったのが日本で最初にツイスターゲームを輸入したのが任天堂だったということ。最後の社史も非常に詳しく、任天堂マニア必読の一冊だと思う。2019/05/12
なま
11
★3.5 任天堂玩具の歴史が詰まった一冊。「マイカーレース!!」懐かしい。ミニカーが走る高低差のあるコースでベルトコンベアで車を坂道の上まで運んでくれる。「リンガー」の音も好きだったな。この本を読むと一気に幼少期の友人や景色を思い出せるから不思議。読書と一緒で玩具で遊んだ経験は色あせない。任天堂だけしかないのが残念。年代毎にメーカー関係なく昔の玩具が見たい衝動にかられる。2022/03/01
スプリント
11
ファミコン以前の任天堂の歴史が掲載されています。 任天堂設立から多角経営に乗り出す過程はいくつもの苦難と危機があったことがわかります。ファミコンを当てたのは本当に大きかったですね。 ゲームウォッチがとても懐かしい。2016/12/31