内容説明
うちの子どうしてきょうだいゲンカばっかりするんだろう?きょうだい子育ての悩みにさまざまな角度から専門家がお答えする珠玉のインタビュー集。
目次
プロローグ きょうだいって、なんだ?
第1章 きょうだい子育てには大事な大事な原則がある―児童精神科医・佐々木正美先生
第2章 下の子の誕生という「危機」を乗り越える!―幼児教育学者・岩立京子先生
第3章 上の子の本音、下の子の思い―幼児教育者・保育者・絵本作家・柴田愛子先生
第4章 1人だけ「扱いにくい子」がいるときには―子育てチェンジセラピスト・川井道子さん
第5章 生まれ順がもたらす「相性」と「運命」―宗教学者・作家・島田裕巳さん
第6章 大人になってもわかり合えるきょうだいに―教育学者・汐見稔幸先生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さく
11
ふむふむ!と思うものもあれば、それはどうなの?と思うものも。2022/09/23
MOCCO
8
6名の著者が、それぞれの切り口で「きょうだい子育て」を語っており、読み物としても、なかなか面白い。基本的には育児本だけれど、日本の独自性を実感したり、「親」も自分自身が上の子か下の子かで、子育てや社会生活に影響出ているんだなー、なんてことを知る。私の好きな、佐々木正美さん、柴田愛子さんの語りを熟読。そして癒され。…長男に、今までありがとう、とお礼を言いたくなった(*^o^*)2016/12/16
コーラー
5
お兄ちゃんのいたずらはエスカレートするし、この頃怒ってばかりの私。出口が見えない自分の怒りに悩み、読んでみた。6人の専門家の生の子育ての話が赤裸々に語られていて、すごく励まされた気分になった。子どものことを信じて、後ろから見守る、の姿勢が今の自分に必要だと思った。2019/10/07
okaching
5
兄弟本を中々見つけられなかったがようやくいい本に出会えた。上の子への注意が多くなってしまっていたことに反省。 2017/11/22
舞々
4
私自身は2人子の長女で、真ん中の子にどう対応していけばいいか悩んでいたので読んでみた。 どうしても手を焼いてしまうのは真ん中の子であったのだけれども、本の中で一番気の毒な立場なのは真ん中の子かもしれないと書かれていたのでハッとした。真ん中の子の気持ちや考え方にちょっと近づけた気がする。2019/05/16