PHP文芸文庫<br> 本所おけら長屋〈12〉

個数:
電子版価格
¥610
  • 電書あり

PHP文芸文庫
本所おけら長屋〈12〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 02時40分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569768786
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

泥棒が「おけら長屋」に忍び込んだ!? それを知った長屋の女たちは、男衆に内緒であることを企むが……。笑いと涙の人気シリーズ最新巻。

内容説明

江戸への出稼ぎ中に行方不明になった夫を、妻と娘が探しにくる感涙必至の「おまもり」や、泥棒がおけら長屋に忍び込もうとするも思わぬ展開に巻き込まれる「しにがみ」、江戸にラクダが見世物としてくることになり、万造、松吉が一攫千金を企む「ふうぶん」、黒石藩の家老・工藤惣二郎の年の離れた妹が、鉄斎門下の武士に試合を申し込む「せいがん」といった、笑いあり涙ありの傑作四篇を収録。

著者等紹介

畠山健二[ハタケヤマケンジ]
1957年、東京都目黒区生まれ。墨田区本所育ち。演芸の台本執筆や演出、週刊誌のコラム連載、ものかき塾での講師まで精力的に活動する。日本文芸家クラブ会員。2012年、『スプラッシュ マンション』(PHP研究所)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

179
『しにがみ』は泥棒・馬助が長屋の女たちと可哀想な境遇の二人を助ける噺で落語的なサゲが小粋。『ふうぶん』ラクダにまつわる万松たちのドタバタ騒動が楽しい。『せいがん』赤岩に代わって剣術会に出場したいと訴える家老・工藤の妹・扶美は男勝りな娘だが、信太郎を好きになって...青春ものみたいで爽やか、扶美が魅力的で殿様の茶目っ気も嬉しい。『おまもり』お糸が行方不明の夫を探しに田舎から出てきた母娘と出会って一肌脱ぐ。「これぞ人情噺!」本作らしい長屋連中の連携プレイで素直に泣けるし、金太が笑わせてくれて満足!次巻も期待♬2020/04/12

やま

150
本所おけら長屋12作目 2019.02発行。字の大きさは…中。しにがみ、ふうぶん、せいがん、おまもりの短編4話。本所亀沢町のおけら長屋の住人が、おりなす泣けて笑えてしんみりする人情物語です。【ふうぶん】天竺舶来の獣らくだが長崎から江戸へやって来ました。万松の2人は、らくだの糞と小便を煎じて薬にすると、どんな病も治ると聞き、糞と小便を売ってひともうけを企みますが。らくだのつばが掛かると顔がただれる、口から火を噴くなどと言う風聞が流れます(笑) そんな時に、らくだが雷に驚いて小屋から逃げ出します。🌿続く→ 2020/12/16

のり

121
相変わらず賑やかな「おけら長屋」の面々。本作では、目出度い事が二つもあるし、「お里」の足ネタや「金太」のボケ振りは最高。「お満」の出番が少なかったのが残念。そろそろ「万造」と進展があってもいいかな。長屋の住人の如くお節介ですが。「せいがん」が特に良かった。2019/05/08

初美マリン

121
皆様勢揃い!その中で意外な伏兵は、金太ではないか?物語るなかで、なかなかの働きをする!2019/02/18

アッシュ姉

106
新年一冊目は大好きなおけら長屋で初笑いと決めておりました。待ってました殿様!めでたい!さぁさ、もっと呑んで呑んで。おけらーずの女性陣もお酒好きが多くて嬉しい。私も混ぜて~と正月なのをいいことに呑んでばかりいたら母から「おい万松」と呼ばれ、料理がからきし苦手で何回教わっても理解が及ばず「お前は金太か」と言われました。憧れの人はお染さんなんですけどね。2021/01/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13405620
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。