内容説明
都会の小さなマンションに住むひとり暮らしの女性たちが、それぞれ蚕が繭を紡ぎだすように、ひそやかに吐き出した思いや、喜び、悲しみを、書き綴った九つの連作短編小説集。
著者等紹介
牧康子[マキヤスコ]
1963年、都立青山高校卒。1967年、早稲田大学仏文科卒。1968年株式会社主婦の友社入社。雑誌「主婦の友」副編集長、インテリア誌「プラスワン」編集長、住宅誌「はじめての家づくりBOOK」編集長、出版部長を歴任。雑誌ほか、実用書を多数手がける。2004年定年退職。2005年より朝日カルチャーセンター「小説作法入門」講座受講。同年より、俳句結社「童子」入会。2011年4月号より「童子」同人。現在は、小説、俳句、エッセイなど、執筆活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。