内容説明
「俳優の演技が毎回新しく成立するためにはどうしたらいいか?」―その技術獲得のためにスタニスラフスキーが到達した「身体的行動」を豊富なエクササイズで修練する。
目次
第1章 コミュニケーションを考える(「演技を学ぶ」ことについて;面接試験から演技を考える ほか)
第2章 声について考える(私たちと声;声を道具として使う ほか)
第3章 コミュニケーションを作る(想像力の共有;関係を考える ほか)
第4章 シーンを演じる前に(キャッチボール;存在すること ほか)
著者等紹介
藤崎周平[フジサキシュウヘイ]
1957年6月千葉生まれ。日本大学藝術学部演劇学科教授。専攻、演技方法論、俳優教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いいひ
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演技に興味はないのですが、“コミュニケーションの本でもある”ということに惹かれて読みました。 こちらの本の前に読んだインタビューライターの方の本と同じことが、“大切にすること”として載っており、“コミュニケーションの本質”をさらに確認することが出来ました。2017/12/31
江本正輝
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これは、演技に関係なくためになる。 俳優じゃないけれども手元に置いておきたい一冊です。
あぶさん
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会話形式で進んでいく、おそらく筆者開催のワークショップ内容をベースにしたもの。私にはあまり実用性がなかったかな。初心者向けだけど、コミュニケーションに重きを置いている感じ。読んで損はない。2013/10/28