内容説明
抗がん剤・放射線治療中の症状別に選べるレシピを紹介。治療中はどうしても食が進まないものです。本書では、症状別のおすすめレシピや食品の選び方、調理のコツなどを紹介。また、専門医(医師、看護師、管理栄養士)の立場から個々の症状に合わせた食事の工夫、さらに生活面でのアドバイスを解説しています。
目次
ひと口でも多く、おいしく食べる!症状別メニューと食事の工夫 食事編(症状別レシピ早見表;主食;主菜;副菜 ほか)
抗がん剤治療・放射線治療を乗り切るための医学知識編(がん治療の基本と原則―がん治療に用いる薬の種類と特徴;抗がん剤の副作用とは―副作用はいつ、どのような症状となって現れるのか;食生活に及ぼす副作用1―悪心・嘔吐を起こす抗がん剤とその副作用対策;食生活に及ぼす副作用2―口内炎を起こす抗がん剤とその副作用対策 ほか)
著者等紹介
勝俣範之[カツマタノリユキ]
日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授。1988年、富山医科薬科大学医学部医学科卒業。茅ヶ崎徳洲会総合病院内科レジデント、国立がん研究センター中央病院内科レジデント、国立がん研究センター中央病院乳腺科・腫瘍内科医長を経て、2011年10月より現職。専門領域:腫瘍内科学、乳がん、婦人科がん化学療法、がん支持療法
中山優子[ナカヤマユウコ]
神奈川県立がんセンター放射線腫瘍科部長・重粒子線治療施設整備室長。1984年、群馬大学医学部医学科卒業。1984年、群馬大学医学部付属病院放射線科入局。1999年、群馬大学医学部放射線科講師。2005年、東海大学医学部専門診療学系放射線治療科学准教授。2008年より現職。日本放射線腫瘍学会・日本医学放射線学会放射線治療専門医。日本臨床腫瘍学会暫定指導医。日本がん治療認定医機構暫定教育医。日本がん治療認定医機構がん治療認定医
加藤知子[カトウトモコ]
財団法人東京都保健医療公社荏原病院栄養科非常勤管理栄養士。平成16年、仙台白百合女子大学人間学部人間生活学科健康栄養専攻を卒業後、総合南東北病院(宮城県)、海老名総合病院、東都クリニック栄養科を経て、平成23年8月より現職。健康増進のための食生活アドバイスから、病気の予防、治療に対応した幅広い栄養相談を得意としている。地域栄養サポート自由が丘にて、訪問栄養指導などの栄養・食事サポートを行っている。栄養士、管理栄養士、日本糖尿病療養指導士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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