内容説明
職人の手仕事で作られた日本のものの魅力を今、見直そう。東北から京都、四国の名産品まで職人のこだわりが詰まった、機能美あふれる雑貨たち。人気スタイリスト・小澤典代が全国の工房を訪れ、身近で愛おしい日本のものづくりに出会いました。
目次
トタン製品
菓子木型
竹カゴ
江戸からかみ
高岡鋳物
江戸切子
ホームスパン
京金網
下駄
水うちわ
こぎん刺し
組子細工
つまみかんざし
会津木綿
花名刺
著者等紹介
小澤典代[オザワノリヨ]
インテリアスタイリスト。「プラスワンリビング」などのインテリア誌、女性誌で幅広く活躍。雑貨、ライフスタイル、手作り、アーティスト、ショップ、日本や海外の旅紀行など、暮らしにまつわるさまざまなことを提案する著書も多数。小冊子「fu‐chi」編集長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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siva
12
トタン製品から江戸切子、会津木綿など15種類の手仕事を取材して紹介。日本の伝統工芸、職人技はやはりすばらしい。組子細工の美しさにはため息が出るし、くろだの下駄を見ていると着物着てみようかな、という気になる。日本にはスポットライトの当たらない伝統技術も沢山あり、どんどん幻の技になっていくのだろう。なんとか次世代に伝えて行けるような仕組みができないものか、と思う。2015/07/21
ジュースの素
4
いずれも伝統あるいい物ばかりだ。こう言った手仕事の品を使いたいと思っても 思い切らないと買えない値段。 ついついその辺の安い便利な商品に手が行く。 これが伝統を守って行けない理由だと解るのだが いやはや難しいなぁ。 特に欲しかったのは 水うちわと ブリキの米びつ。2015/06/26
ミス レイン
3
手仕事や民芸品のライトな紹介本。雑貨感覚が強いかな。普段は表に出てこない制作者に取材した内容です。和菓子の木型いいなあ。自身、手仕事を生業にしているので、綴られた今までの工夫や努力やこれからの課題、心構え等がずっしり身にしみました。最近増えてきた飲食業界の価格破壊は、まわりまわって消費者の価値基準破壊もしているなあとか、そんなことまで考えてしまいました。2011/12/13
魚京童!
2
こういう仕事をしてみたい。2013/12/08
豆狸
2
組子細工が美しい!2013/10/15