内容説明
感情や思考をコントロールするのが苦手で、人間関係のトラブルを起こしやすく、自傷的な行為に及んでしまうこともある境界性パーソナリティ障害。不安定な自分を変えていく、治療とセルフケアの方法を、わかりやすく紹介します。
目次
第1章 境界性パーソナリティ障害とはどんな病気?(病気への誤解1―境界性パーソナリティ障害の人は、回復しない?;病気への誤解2―「パーソナリティ(人格)」の障害ではない ほか)
第2章 境界性パーソナリティ障害は、時間をかけて治していく(経過と予後―長期的な経過のなかで改善していく;受診―じっくりと診てくれる医師を探す ほか)
第3章 安定した「わたし」を取り戻していく治療(認知療法―認知の偏りやクセを変えていく治療法;対人関係療法―身近で重要な人との関係を見直す ほか)
第4章 周りの人はどう対応したらよいか(病気への理解―問題行動の基礎にあるものに目を向ける;支える人のあり方―拒絶しても過保護になりすぎてもいけない ほか)
第5章 苦痛をやわらげるために自分でできること(呼吸法―激しい感情をゆったりとした呼吸で落ち着かせる;ストレッチ―つらい感情から意識をそらしてリラックス ほか)
著者等紹介
林直樹[ハヤシナオキ]
1955年、東京生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学附属病院分院神経科、東京都立松沢病院精神科、東京都精神医学総合研究所勤務を経て、東京都立松沢病院精神科部長、東京医科歯科大学医部臨床教授、東京都精神医学総合研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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