内容説明
脳性麻痺の息子リックの車いすを押し、ボストンマラソンをはじめとする数々のレースに出場して好記録を出し続けるホイト親子。チーム・ホイトと呼ばれる彼らは、ＹｏｕＴｕｂｅで紹介されたことによって一躍世界中にその名を知られるようになった。本書は、リックの誕生から、子育て、就学などに立ちはだかる数々の壁を努力によって打ち破ってきたリックとその家族の物語であり、人生に不可能はないことを、自らの行動で、息子と世間に示し続けた父親の愛の物語である。
目次
わたしの人生
リック誕生
診断
子どもの頃の思い出
小学校入学に立ちはだかる壁
タフツ大学
チャプター七六六
ジミー・バナコスのためのチャリティレース
最初のレース
拒絶
ボストンマラソン
トライアスロン
アイアンマン
記録
リックの独立
新たな目標
講演の日々
世界のファンたち
著者等紹介
ホイト，ディック［ホイト，ディック］［Ｈｏｙｔ，Ｄｉｃｋ］
空軍州兵に中佐として在籍後、退役。マサチューセッツ州在住
大沢章子［オオサワアキコ］
大阪大学人間科学部卒。英米翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Charlie
2
登録200冊目を記念する良い本が読みたいと思い図書館で見つけて選んだが大正解！一気に読了。全くチームホイトの事は知らなかったが、今回これを読み、動画も見て心を動かされた。笑いながら涙が浮かんでいた。人間ってはたから見れば馬鹿げた行為に見えても、必死に頑張る姿には心動かされると思う。普通の人である父の愛ゆえの頑張り、息子が喜ぶ姿。多くの人に読んで、見て貰いたい。2013/07/16
yuk0
2
生まれつき四肢麻痺の息子リックと一緒にトライアスロン、アイアンマンレースに出場し続けるホイト親子の物語。誰に対してもそうなんだろうけど、何かを成し遂げたとき、その人の今までの努力や苦労を思い遣れる人でいたいなと強く思った。リックは話すことができないのだけど、ＴＩＣという機械で文章化する。リックにとっては、生まれた瞬間から泣きたいような毎日なのに、それを一切感じさせない前向きさと明るさに胸が熱くなる。 2011/10/21
ma_2
1
親は子供のためならなんでもできる。生まれてきてくれてありがとうと言った日をもう一度思い出そう。2012/04/02
もりたこ
1
自分がトライアスロンを始めようと思ったきっかけになった方が書いた本です．トライアスロンだけじゃなくて，人生の中で，諦めない事．チャレンジする事．そういった，根本的に大切な何かを教えてくれる本でした．2011/12/10
knagy
1
私はYOUTUBEやテレビでも見たことがありませんでしたが、絶対に見て読んでおくべきです。 自分自身、もっと精一杯生きて行きたいと思いました。 「Yes,You Can」という言葉はまさに彼らのためにある！！2011/10/15
