内容説明
「わかっているのに、やめられない…」強迫性障害の症状と治療法について、わかりやすい解説とイラストで、ていねいに紹介しました。患者さんにもご家族にも読みやすい１冊です。
目次
第１章 強迫性障害は「とらわれの病」
第２章 強迫性障害は、生活のすべてに影響する
第３章 強迫性障害の原因は、１つではない
第４章 適切な治療によって、改善が期待できる
第５章 子どもが強迫性障害になったら
第６章 家族もいっしよに治していく姿勢で
第７章 病気とつきあいながら社会参加を
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まったん
7
長年私は強迫性障害では、と疑いながら目を背けて来た。その不安は強弱に揺れるが消え去る気配もないので、いっそ向き合おうと本書を手に取った。思い当たることばかりで背筋がヒヤリとしたが、知らず知らずの内に自分で認知行動療法をしていて驚いた。私はこのままでいいんだ。病気を肯定も否定もせず、今までのように付き合っていけばいいんだ。2014/03/06
壱萬参仟縁
5
ヤバいな。冒頭のテストでは４つのうち、心当たりのある疑いが…（5頁）。英語ではOCDと略す（14頁）。ただ潔癖症ではないし、ゴミ屋敷じゃないから、違うか…。ビミョウ。122頁は参考にしたい。2013/06/06
えんぴつ
3
強迫性障害に詳しい先生がいる病院に行って 認知行動療法や投薬をしないと症状は軽くならないという結論。 相当家族と本人が追い込まれ、本人が病院へ行く気になるまでは、 地獄の様な負のスパイラルが続くのだなと改めて感じた。 さて我が家の負のスパイラルはいつまで続くやら...2014/05/11
hana@マインドサポーター
2
図書館で借りたけど手元に置いておきたい。認知行動療法についてもっと知りたくなりました。2017/06/03
空白少女
1
強迫性障害の症状がどのようなものか、周りの人の巻き込まれとその解消法、CBTを中心とした治療法、当事者や家族の声の紹介など強迫性障害について一通り書かれていたように思う。平易な文章なので分かりやすく、当事者向けに「この本はこういう風に読んでみよう」という案内もあるのでいいなあと感じた。2023/09/07
