内容説明
おかたづけをしないでママに外出禁止をいいわたされたうさぼう。町にサーカスがやってくるのを知って、どうしても見にいきたいとママに説得しようとしますが、ママはもちろん、聞く耳をもちません。あきらめきれないうさぼうは、とんでもないことをおもいついたから、さあたいへん!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
49
ウサギのうさぼうが、サーカスに入れてもらうため「恐怖のママ大王」をでっち上げるお話。恐怖のママ大王は、頭が二つに割れたヒドラで、子供達をひどい目に合わせる。それを聞いたカンガルーのお母さんは「信じられない!」でも赤ちゃんは「信じられる」と反応のギャップがお面白い。こんな調子で風呂敷を広げるだけ広げて、チケットも100枚売り切ってしまう。さて、どうやって畳むのかな?と見てると普通のお母さん登場。当然会場はブーイングの嵐だが、お母さんが「もっとすごい恐怖を見せる」とフォロー。この母にしてこの子ありだわ。2017/02/05
パフちゃん@かのん変更
23
お片付けの苦手な子に読み聞かせしたらいいですね。なかなかたくましいママでした。あんなことやこんなことを言っちゃってどうなるかと心配しましたが、ママさすが!2013/07/29
小夜風
21
【図書館】うちのママは世界一怖いんだよ!って、子どもはみんな思ってるのかな(苦笑)?ママは世界一優しいつもりなのにね。2014/11/29
ほんわか・かめ
15
うーん…サーカスで見世物小屋風の呼び込みをしていたのが好きになれなかった…2021/05/25
mari
13
いかにもお母さんが起こりそうな汚いお部屋!怒るお母さんを悪者にしたてあげたけれど、、。やはりうさぼうを守ったのはお母さん!親子喧嘩の中にも母の愛を感じる作品。昔から読み聞かせをしていたという訳の灰島かりさんに興味を持ったので、他の作品も読みたい。2014/12/13