内容説明
人気Ｊリーガーの婚約者が交通事故で下半身不随に。あなたならそのとき、どんな人生の選択をしますか？著者の二人が迷わず選んだ道は、結婚して夫婦になること。夫がいるから、妻がいるから、前向きに生きていける―そんなあたり前が、なにより強くて素敵なことなのです。
目次
第１部 「一生懸命のあなたがいちばんカッコイイ」（出会ったときは着ぐるみのウサギ；中学生のようなラブレター；オランダ遠征のお土産を誕生日祝いに ほか）
第２部 「足がタイヤにかわっただけじゃないですか」（「今じゃなくちゃ」と彼女が必死で；やっと初デートにこぎつける；好きな人が現れたらすぐ結婚したい ほか）
第３部 「やるからには目標高く、がんばろう、やりぬこう」（シドニーだけじゃない、次のアテネにも出場だ；少しでもいい、人の役に立つ仕事がしたい）
著者等紹介
京谷和幸［キョウヤカズユキ］
１９７１年、北海道生まれ。元Ｊリーガーでジェフ市原（現千葉）のＭＦとして活躍。１９９３年、交通事故による脊髄損傷のため、車椅子生活となる。リハビリの一環として車椅子バスケットボールを始め、２０００年シドニーパラリンピック、２００４年アテネパラリンピックに日本代表として出場。２００８年北京パラリンピックで日本選手団主将を務める。現在は、障がい者リクルーティングアドバイザーとして活動しながら、全国各地で講演活動なども行う
京谷陽子［キョウヤヨウコ］
１９７１年、東京都生まれ。高校卒業後、古河電工で同期入社の和幸さんと出会う。１９９３年、婚約中に交通事故にあった和幸さんと入籍。２０００年、和幸さんとの共著『車椅子のＪリーガー』（主婦の友社）を刊行。２００９年には二人がたどってきた歩みを映画化した『パラレル』が公開された（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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