60年代 郷愁の東京

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60年代 郷愁の東京

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072703434
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

安田講堂、東京タワー、武道館、飯倉キャンティ、3億円事件―。昭和の痕跡を残す「東京」の街並みや時代の変化を、当時と今の写真を織り込んで比較した「東京考現学」決定版。

目次

東京オリンピックの残照
トトロの森と焼き団子、たっちゃん池の謎
吉展ちゃん誘拐事件のあの日をふりかえって。
花園神社、母子2代のドラマ
名曲神田川にまつわる隠されたエピソードを探る。
ブラック・デビルが昇った芦花公園ガスタンク
忘れ去られた東京の記憶
武道館で別れて38年。あれからきみはどうしていたんだ。
東京タワーが砕け散った夜
1963年夏、大久保の赤塚不二夫のアパートを追って…。
サンデー、マガジン、明星に載っていた怪しげな広告を追って
赤坂MUGENとキャロル
60年代ショービズはキャンティの緑色したスパゲティから始まった
平和島温泉、ジングルベルを歌う14歳の吉永小百合
晴天の午前、42年前の驟雨に起きた3億円事件の謎を思う
東大安田講堂でポルシェと帝大下水を想う。
1Q72…鬼子母神の美少女

著者等紹介

本橋信宏[モトハシノブヒロ]
昭和31年(1956年)4月4日、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いのふみ

3
既に知っているところもあるし、ノスタルジーやポエジーに浸ってベタッとするところもあるが、吉展ちゃん誘拐殺人などの事件や、赤坂MUGENやキャンティーなど喪われた土地の記憶は残しておきたいものだろう(と思うこちらもノスタルジックだが)。大袈裟に言えば、本橋信宏は、旧住所や事物を媒介にして、昭和30年代からの声を聴く預言者だ。2018/08/31

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1
昭和のカルチャーが大好きな平成元年生まれの私でも懐かしさに浸れる1冊でした。昔のホーロー看板は私も発見するとついつい写真を撮ってしまいます。1番興味深かったのが、今はなき西大久保に存在した赤塚不二夫の仕事場であった第3五月荘のお話。出版された当時は健在との事でしたが、2024寝ん現在は既に取り壊されていました。残念、私も見てみたかったな。他にも神田川や花園神社、鬼子母神前駅等、身近な場所を沢山歩かれていて読み応えがありました。体力が続く限り本橋先生にはアンダーグラウンドな街歩きを続けてほしいなと思います!2024/11/03

KBTM

1
私も過去を懐かしがる癖があるので、まだ生まれていない60年代であっても楽しく読み進めることができました。まだまだ東京にも、当時の面影を遺す場所があるので、消えてしまう前に訪れてみたいなと思いました。2023/05/31

うえだ

1
文通、切手集め、そういえばあった。ペンパルとか、言ってたっけ。2021/01/09

Masakazu Fujino

1
読みました。2016/10/01

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