内容説明
倒れたまま動かないでいる社長の姿は変だった。そして、三沢光晴の最後の声が発せられた。「止めろ…」これが最後の三沢の肉声だった。大幅加筆!丸藤&鼓太郎が三沢を語った。幻の三沢本復刊。三沢が一番輝いていた2年間を密着。
目次
第1章 43分29秒
第2章 俺を見ろ、と三沢は言った
第3章 幻の三沢秀樹
第4章 誘う男
第5章 八百長への反論
第6章 ランニング・オン・エンプティ
第7章 不良少年とプロレス
終章 月の涙
著者等紹介
長谷川博一[ハセガワヒロカズ]
対象の中心にまっすぐ飛びこむストロング・スタイルのジャーナリスト。音楽評論家そしてプロレス&格闘技関係のライターとして活躍。1961年生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タイガー@津軽衆
1
通算40冊目。4月04冊目読了。こないだたまたまブックオフで見つけて即購入した本。プロレス業界は今新日本プロレスのほぼ一人勝ち状態ですが、その前はNOAH(ノア)という団体が隆盛を極めていました。三沢光晴社長を筆頭に小橋建太との熱戦を繰り広げ、見るものを熱くした時代がありました。リング上の事故で亡くなったのが2009年ですから、もう7年経っているんですね…故三沢光晴の側にいたライターさんが書いたものなのだろう1冊でした。わたくしも実は三沢や小橋に憧れてプロレスラーを目指した時期がありました…2016/04/11
もるもる
1
昔読んだ記憶があるが、改訂による丸藤・鼓太郎の話が追加された分だけでもよかった。2011/03/15
のげぞう
0
主に三沢光晴について書いた本。2017/06/08
アーキー
0
★★★☆☆ 652017/06/01
左脳
0
スポーツ・ジャーナリズムというより、憧れや親近感も含めての、著者自身にとっての三沢光晴を記述したということなんだろう。タイトルの「外伝」というのはそういう意味だと思う。文章は読みづらいし邪魔なダジャレが非常に腹立たしいが、三沢自身はそれも笑って許すような人柄だったということなのかな。いまとなっては貴重な記録になってしまった。2011/03/26