内容説明
日本人の琴線に触れる漢詩を選び、その読み下し文と漢詩を紹介しただけでなく、その漢詩の句から日本語表現を豊かにするには、どのように応用すればいいのかを「使い方」「表現例」として示した。また「関連語」は、漢詩の句に登場する語彙に関係する言葉を列挙した。
目次
天
地
人
愛
別
時
老
国
戦
酒
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
8
確かに日本語表現力が高まると思いますが、普段の生活で使うことはないでしょう(笑)李白、杜甫、白楽天、孟浩然等の有名どころはもちろん、それほど有名ではない人の漢詩も紹介されています。「蝸牛角上何事をか争う 石火光中此身を寄す 富に随い貧に随いて且く歓楽せん 口を開いて笑わざるは是痴人」カタツムリの角の上のような小さな狭い場所で一体何を争うのか。人生など一瞬の火花のようなもの。 金持ちは金持ちなりに、貧しい者はそれなりに、楽しみ過ごせばいいのだ。思い悩み、大口開けて笑うことも知らないのは馬鹿者だ。2025/04/06
へm
0
命名時のアイデア用に。結局使うことはなかった。2018/11/25