内容説明
発達心理学+幼児教育学―日本で初めての「心を育てる」しつけの本。
目次
はじめに 子どものしつけに悩んでいるママたちへ―新しい時代の「しつけ」の扉をあけましょう
第1章 しつけを子どもの未来へのプレゼントに
第2章 しつけの土台となる強くてしなやかな心を育てる
第3章 子どもに教えようマナー・ルール・生活習慣
第4章 がまんのできる子に育てよう
第5章 しかり上手なママになろう
第6章 どうする?うちの子のこんな「困った」行動
著者等紹介
岩立京子[イワタテキョウコ]
東京学芸大学総合教育科学系教授。東京学芸大学教育学部、大学院修士課程を経て、筑波大学大学院博士課程心理学研究科心理学専攻に進学。専門の研究テーマは幼児期から児童期への道徳性や思いやりの発達、子育てと親の成長など。大学院修了後、筑波大学心理学系技官を経て、東京学芸大学幼児教育科で23年にわたり、幼児教育の専門家養成に従事する。また、多くの幼稚園・小学校の研究会での助言者、幼児教育行政の委員、NHK子ども番組の助言者などを経てきている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
19
こういうときにはこうしてみては?な例が豊富に載っているのがありがたい本です。観念だけを記述してある本よりシミュレーションがしやすい!なるほど、これはいいなあ…とか、いや、これは無理でしょ…なんて感じたものをソーティングするだけで自分の子どもに求めているものがよくわかります。暴力による子育てがなぜ有効ではないのかが短い文章ですごくわかりやすく書かれていました。2016/11/16
りょうみや
9
具体的な具体例やQ&Aが豊富で親切な育児本。しつけの土台として、愛着関係→規則正しい生活リズム→自尊心があって、その上に初めてしかる、教えるなどのしつけができるというのは納得する。また著者が最初に学んできた発達理論は長男の初めての育児時にことごとく崩されて思い描いた通りに育たなかった、そして20年の間に整理され、以前より子育てに生かされる理論として組み立てられたと言う。2018/01/08
ゆー
1
これもComo子育てBOOKS!「上手なしつけは子どもを生きやすくする」というのがなるほど、と思った。しつけの土台は、愛着関係→規則正しい生活リズム→自尊心だそう。それから「マナー」は大事だなと。明文化されているのも分かりやすかった。「マナー」ということをもう少し考えていこうと思った。それからそれができなくても、そういう体験をさせておくというのも、なるほど、と思った。2016/08/30
*花福*
0
初めての子育てママにオススメ。日々成長する娘を前に「しつけ」ってどうすりゃいいの〜!と半泣き状態によく効きました。子供の行動原理、行動変容をもとにとても分かりやすく、すんなり入ってきました。「しつけ」は人生の長い道の歩き方を伝えること。押さえ付けやおしつけじゃだめなんだなぁ。2010/09/02
のあ
0
結構古い本だったけど読みやすくてよかった2024/08/21
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