アブホーセン―聖賢の絆〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 233p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784072529546
  • NDC分類 933
  • Cコード C0198

内容説明

銀色の球体に閉じこめられた“見えない敵”―歴史書にも記されていないほど古い“悪”は、復活をとげようとしていた。太古の“悪”の復活。それは、この世の終わり、すべての生命の終焉を意味する。ライラエルはついに、冥界にはいり、“闇の鏡”で太古に起こった出来事を見てこようと決意する。めざすは、冥界の最奥―第九界。『古王国記』感動の完結。

著者等紹介

ニクス,ガース[ニクス,ガース][Nix,Garth]
1963年オーストラリア、キャンベラ生まれ。キャンベラ大学卒業後、編集者となるが、その後、ヨーロッパ、中近東、アジアを放浪。マーケティング・コンサルタント、出版エージェントを経て、現在にいたる。『古王国記』でファンタジー作家としての確固たる地位を獲得。『セブンスタワー』シリーズ(小学館)は映画化も決定し、現在とりくんでいる“The Keys to the Kingdom”シリーズは欧米でベストセラーとなっている

原田勝[ハラダマサル]
1957年生まれ。東京外国語大学卒業、埼玉県在住。英語圏のヤングアダルト小説を中心に翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はんみみ

17
普段ファンタジー、それも世界の滅亡をかける戦いのようなハイファンタジーは読まないけど、楽しめたー!映像化されないのかな、サブリエルからだと冗長になってしまうか…。 犬の絆と猫の愛(面倒の見方)には泣けるやら笑うやら納得するやら。2頭の後ろ姿が心に残る。2014/05/08

寧々子

10
下巻となり成し遂げなくてはならない責務にしっかりと向き合い、果たそうとするライラエルとサムの姿に感無量! ずっとライラエルに寄り添い助けてきた「不評の犬」とは違い、白猫のモゲットは最後までマイペースというか自由な存在だった。 味方だと言い切るには不安が残り、いつ裏切ってもおかしくないようなモゲットでしたが、終盤に「なぜだ?」と問われた答えが実にモゲットらしい答えで清々しく感じました。 一方、ライラエルの悲痛な叫びがもたらした結末は切なかったなぁ。2017/10/09

こめっこ

9
どうなるのか、ドキドキしながら読みました。冥界という世界が描かれているのも新鮮で、映像化したらぜひ見てみたい。一緒に旅をする犬も魅力的でした。もうこの世界の物語が読めないのが残念。2023/09/04

duzzmundo

7
シリーズ完結、ライラエルの旅もついに最終決戦へ。前作のヒロインであるサブリエルや仲間たちが集結し、強大な力を持つ殲滅者を封じ込るためにそれぞれのベルを振るう。古王国シリーズもこれで終わりかと思うと寂しい気もしますが楽しみました。頼もしい旅の友である犬と猫のコンビもよかった。この作家のほかの作品もいずれ読んでみようと思いました。2020/10/29

tani

3
ページを捲りながら物語の世界にどんどん引き込まれ、読後はサブリエル・サメスと一緒に旅をしてきた気分でした。何となく感じたことですが、サブリエルとサメスと、一般的な物語ならこれ性別が逆だったんじゃないかな、と思ったり。それくらいサブリエルがかっこよいヒーローでした♪自分もクレアの一族だって素直に認められるようになったのも良かった。終盤の仲間が集まっていくさまはまるで特撮ヒーローものチック(大好物☆)で爽快でした。あ、でも一番のヒーローは犬ですよねー!「だから不評の犬なんです」の台詞に痺れたね~2014/05/14

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