ライラエル―氷の迷宮〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 402p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784072529317
  • NDC分類 933
  • Cコード C0198

内容説明

ライラエルが、自らの運命に一歩を踏みだしたちょうどそのとき、古王国の王子サメスは、次期アブホーセンという自らの運命におしつぶされそうになっていた。できそこないの自分に対する人々の冷たい目、死霊とたたかうことへの恐怖…とうとう、逃げるように王宮からとびだしたサメス。それを合図にしたように、血にまみれた恐るべき死闘が幕を開ける―。2001年ディトマー賞受賞、アマゾンコム・ベスト、2002年南オーストラリア・フェスティバル・アワードナショナル・アワード児童文学賞受賞、米国図書館協会選定トップテン・ベスト・ブック、ニューヨーク公立図書館選定本。

著者等紹介

ニクス,ガース[ニクス,ガース][Nix,Garth]
1963年オーストラリア、キャンベラ生まれ。キャンベラ大学卒業後、編集者となるが、その後、ヨーロッパ、中近東、アジアを放浪。マーケティング・コンサルタント、出版エージェントを経て、現在にいたる。『古王国記―ライエル』でファンタジー作家としての地位を獲得

原田勝[ハラダマサル]
1957年生まれ。東京外国語大学卒業、埼玉県在住。英語圏のヤングアダルト小説を中心に翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はんみみ

14
あれ?終わり?続く?えぇー… もう少し区切りをつけてもいいんじゃない*置かれた場所が間違えすぎて、居心地の悪い若者二人の苦悩はよくわかるが、旅路があまりに苦悩に満ちていて、救えない人が多すぎる。ニコラスの呑気っぷりがいっそ腹立たしい。2014/04/06

duzzmundo

11
後半あたりで「この枚数で終わる?」と思っていたら、やっぱり下巻で完結しなかった。次に続くことが判明。先に言ってくれれば買っておいたのに。ライラエルとサブリエルの息子である王子はまだ旅の途中。死霊の大物もまだ姿を見せてませんが充分おもしろかった。続きの「アブホーセン」を購入次第、優先的に着手予定。2020/10/15

まー

9
再読。サメス王子がとにかくヘタれていて苛々するけど、絶対的な力を持った両親がいて、二世として当然のように道が定められているというのも、なかなかに辛いものがあるんだろうな、と。2024/09/18

さるる

9
再読。久しぶりの再会にゆっくり読み進めようと思ってたのに、先へ先へと止まらない。それにしてもサメス王子、身の置き所のない苦悩や恐れはわかってあげたいけど、不甲斐なくて。旅の途中モゲットが後から来た時、しっかり教育してよ!と思わず訴えてしまった。ライラエルは過去のクレアが彼女のために用意していた物を手に入れ、生まれる前から決まっていた使命を果たしにクレア氷河をでる。王子と合流する前後からは難つぐ難。ひとまずアブホーセンの館に辿り着いたところで幕。モゲットがライラエルの肩に乗ったのは意味あることだったのね。2018/08/22

寧々子

8
ライラエルが思いがけない自分の運命を知っても、立ち向かわなければならない過酷な戦いにも、ちゃんと向き合おうとするので、ライラエルの成長を見守るように読みました。 反対に王子のサムはどうしようもなく不甲斐ない情けない男なので腹が立ってイライラした! 不詳の犬も好きだけど、やっぱり猫好きなのでモゲットの登場が嬉しかった♡ 幾度も窮地を脱してやっと謎が解け、敵の企みがわかり始めたところで、まさか『古王国記Ⅲ アブホーセン』に続く、となるなんて~2015/05/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/452872
  • ご注意事項

最近チェックした商品