出版社内容情報
「ゆとり教育」の目論見ははずれ、子どもたちの学力と学習意欲の低下がはっきりとあらわれてきました。とくに小学校での基礎学力が不十分なまま中学に進み、あわてる子どもが続出しています。多くの親がわが子を練習不足・学力不足のまま、放っているのが実態ではないでしょうか。「小さいうちからそんなに勉強させなくても」とのんきに構えて、10才までの敏感期を学習習慣のないまま過ごしてしまうと、中学に入って、いくらハッパをかけても、なかなか身につきません。「なりたいものに向かっていける」自己実現の土台をつくるのは、家庭の役割です。大切なことは、読み書き計算の基礎学力を、毎日こつこつ練習を重ねることで、系統的に高めていくことです。新しいことを学び、使いこなしていくのは楽しいことだという当たり前のことを体験させていくために、親の役割、家庭教育のありかたが、いま問われています。
内容説明
どの子も賢くなる途中にいます。公文式を活用して学ぶことが楽しい子どもにしよう。
目次
第1章 子どもの学力が落ちている
第2章 「学校で困らなければいい」時代の終わり
第3章 子どもの「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」に答える
第4章 自己実現の七つの土台
第5章 公文式を活用した家庭学習のポイント
第6章 子どもを応援するということ
第7章 わが子から教えられたこと
著者等紹介
関本憲一[セキモトケンイチ]
日本公文教育研究会教育主幹。1952年鳥取県生まれ。東京都立大学人文学部卒業。1979年公文教育研究会入社。教務部編集、広報部長、公文公教育研究所取締役をへて、現職。現在、日本各地で、保護者向けに、いま家庭教育に何が求められているのかの講演活動を行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Nene