発達の遅れが気になる子どもの教え方―学べるようになるために

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072463628
  • NDC分類 378
  • Cコード C2037

内容説明

相手の話を黙って聞ける、日常生活のルールを覚える、周りと言葉でやりとりできる、指示を受け入れて従える、文字や数を理解し、意味を知る。広汎性発達障害、自閉症、アスペルガー症候群、ADHD、学習障害、ダウン症、脳性マヒなど、発達で心配な子どもを成長させる家庭での接し方。

目次

第1部 発達の遅れを改善するきっかけは、継続的な学習から(心配の絶えない子育ての中で気をつけておくこと;教育によって課題を改善するきっかけをつかむ;「教えること」「教えられるようになること」のたいせつさを再認識する;通園施設・幼稚園・保育園・小学校との日常的な連携について)
第2部 座談会・子どもの確かな成長が子どもと家族に自信を与え、よい親子関係をつくる
第3部 子どもが学べるようになるための具体的な家庭学習の手順(幼児期)(学ぶために必要な基本的姿勢を教える;正確な発音と言葉の意味を理解させる;ひとり言やおうむ返しをやめさせる;読み書きの力を高める;コミュニケーションの力を育てる)

著者等紹介

河野俊一[コウノシュンイチ]
1951年鹿児島県生まれ。1974年九州大学工学部卒業。出版社、教育関連会社を経て、1996年1月エルベテーク(当初はエルベ教育システム)を設立し、幼児・小中学生を対象とした学習教室をスタート。同年4月発達の遅れで心配な子どもたちのための学習指導室を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tea time

3
発達の遅れが気になる子どもの保護者が参考として読むには良い本だが、紹介されている手法がやや前時代的。出版年からだいぶ経っているので、今はもう少し個を受け容れ、個に応じた教育が主流となっている。療育方法の流れを理解するのに参考になった。2022/01/17

まるいりんご

3
詳しい症状や、対処法が細かく書かれていて読んで参考になった。厳しすぎるのでは?と思えるようなことでも教育として必要なのかも。学習の手順が詳しく書かれているので、家庭でも真似できるので大変勉強になりました。2011/12/16

じゃがたろう

2
エルベテークでの実践を紹介した本。ダメなことはダメと目を合わせて伝えること、ことばで伝えることを大切にしている印象を受けた。学習の前段階としての「見る」「聞く」ことが大切だと主張している。文章だけだとスパルタ方式と誤解する人もいそう。2019/07/06

ユミセツカヤ

1
具体的な手順を示してくれた本だが、これを実践するにはなかなか大変なことである、と感じた。でも、教えることはそんなにすぐに結果は出ないのだから、じっくり決して諦めずにコツコツとやっていこうと決意を新たにした。まずは「絶望しない」ことなのだと強く思った。2022/03/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/184322
  • ご注意事項

最近チェックした商品